今日のおすすめの一冊は、名取芳彦氏の『人生がすっきりわかる ご縁の法則』(知的生き方文庫)です。その中から「時と人の縁」という題でブログを書きました。
本書の中に『「歳時」を大事に』という心に響く文章がありました。
「ぶらぶらと暮らすようでも瓢箪は胸のあたりにしめくくり有り」とは、ここ一番という時は、心をしっかり引き締めること、という意味だ。
日本の中で、古来より四季の移り変わりの行事をしっかりやっているところは神社。たとえば神社では、一月は一日の歳旦祭、田祭、左義長祭、どんどん焼き、小豆粥調進祭。二月は節分祭、立春祭、針感謝祭、紀元祭、天長祭。三月は桃節句祭、四月は稚児健康祈願祭、鎮花才、敬老祭、昭和祭。5月は端午祭、六月は大祓式、茅の輪神事、夏越大祓祈願祭…。
そうやって、12月まで様々な季節に根付いた年中行事がある。だから、四季折々、神社に参拝するだけで、季節を感じることができる。
だらだらと、一年を過ごすのではなく、日本の年中行事を味わうだけで、節目節目を感じることができる。よき縁を引き寄せるためにも、神社に参拝することはとても大切なこと。
今日のブログはこちらから☞人の心に灯をともす