今日のおすすめの一冊は、塩野七生氏の『誰が国家を殺すのか 日本人へⅤ』(文春新書)です。その中から『それを一語であらわせば、「運」』という題でブログを書きました。
本書の中に「アパティアという無気力な状態」という興味深い一節がありました。
政治に限らず、現状に反対し、それを壊そうという人は多くいる。しかし、壊したあとどうするかという対案を持っている人は少ない。特にSNS上では過激な言葉で政治家や既存の組織を罵(ののし)る人は多い。
匿名の不平不満を持った人の発言は過激になりがちだが、対案がなければただの悪質なクレーマーと同じだ。
無気力にならず、コツコツと実践を重ねる人でありたい。
今日のブログはこちらから→人の心に灯をともす