今日のおすすめの一冊は、小林正観さんの『なぜ、神さまを信じる人は幸せなのか?』(イーストプレス)です。その中から「悟るとは、笑うこと」という題でブログを書きました。
本書の中に「落ち込んだり、有頂天になってしまう理由」という心に響く文章がありました。
誰かに、ああだこうだと指摘されたり、上から目線で偉そうに言われたりすると、カチンときたり、ムッとしたりすることがある。 それは、自分が「大したものである」「なかなかのものである」と思っているからだ。
怒りも、嫉妬も、驕りも、威張りたい心も、自分が「こんなにすごい」のに、なぜそんなに下に見られるのか、自分のが上だ、あなたにそんなことを言われる筋合(すじあ)いはない、という気持ちから発している。
それが、「謙虚」でないという状態。 謙虚さを失うと、人の話を素直に聞けなくなり、教えを乞うことができなくなる。 すると人間としての成長がそこで止まってしまう。
「おだてられれば いい気になるし わるくちいわれりゃ 腹たつわたし」
「花は ただ 咲く ただひたすらに ただになれない 人間のわたし」(相田みつを)
ときに… 自分は「ろくなものじゃない」と考えることも必要だ。
今日のブログはこちらから→人の心に灯をともす