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究極の悩み解消法
今日のおすすめの一冊は、樺沢紫苑氏の『これからの生き方図鑑』(光文社)です。その中から「反対星人とチャレンジ星人」という題でブログを書きました。
本書の中に「究極の悩み解消法」という心に響く文章がありました。
私は YouTube 「精神科医・樺沢紫苑の樺チャンネル」で、視聴者からの「悩み」 「相談」 にお答えしています。 10年間、毎日更新し続け、 総動画数は5000本を超えました。つまり、皆さんからの5000もの悩みに答えてきたことになります。
それらすべてにまとめて答えるとするなら、どういう回答になるのか? 5000問に対する個別の回答ではなく、あらゆる悩みに対して、万能的に使える「究極の悩み解消法」はないのか? 私は5000の悩みと向き合い、それらに共通する対処法を探りました。
そして、その「究極の悩み解消法」 が見つかりました。 それは「言語化」です。 ここでは、言語化によって悩みを解消する方法についてお伝えします。
「私には無理!」 と、 声に出して10回言ってみてください。 「私には無理!」「私には無理!」 「私には無理!」...。 どんな気持ちになりましたか? 非常にどんよりとした、嫌な気分に なったはずです。
「私はできる!」 「私はできる!」 「私はできる!」 今度は、「私はできる!」と言葉にして、元気よく言ってみてください。 どんな気持ちになりましたか? 心が晴れやかになり、とても明るく前向きな気持ちになりませんか? 実際に「自分にもできそうだ」 「なんとかなりそうだ」と思えたはずです。
「自己肯定感を高めたい」という相談は数多く寄せられますが、このように「私はできる!」と言うだけで、一瞬で高めることができるのです。「自己肯定感が低い」と悩んでいる人は、「無理」「もうダメだ」「ああ、どうしよう」「自分は頭が悪い」 「私はイケてない」など、ネガティブな口癖が多いです。
これでは、自信を失わせる強烈な呪いの呪文を、毎日何十回も唱えて いるのと同じです。 一日30回、ネガティブな言葉を唱える人は、1カ月で約900回、 1 年で約1万1000回も、自分を呪っていることになります。
そうすると、自己肯定感を高くすることなど不可能です。 自己肯定感が低いから「無理」と思うのではなく、「無理」という呪文が「無理な自分」 「ダメな自分」 をつくり出しているのです。
そう考えると対処法は簡単。ネガティブな言葉を減らし、「できる!」 「なんとかなるさ!」 「やれることをやれる範囲でやっていく!」といった、ポジティブな言葉を増やしていけばいいのです。
◆斎藤一人さんは、「盛り下げることを言っちゃいけない」という。 盛り下げることを言う人は、「不平不満」、「グチ・泣き言」、「悪口・文句」、「心配ごと」など、相手を冷やすような言葉を言う人。 それが、地獄言葉。
反対に、相手やその場を「盛り上げる言葉」を使えば、相手は楽しくて、明るくなり、場があたたかで和やかになり、盛り上がる。 それが、「ついてる」、「うれしい」、「感謝してます」、「しあわせ」、「ありがとう」という天国言葉。
また、斎藤一人さんは、こうもいう。
『日本で生まれ、暮らしていながら、日本のことを散々悪口を言って、出世したい、成功したいなんていうのはムシが良すぎる』
どんなときも、ポジティブな言葉や、盛り上がる言葉を使う人でありたい。
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