今日のおすすめの一冊は、林覚乗(かくじょう)氏の『自分が好きですか』(西日本新聞社)です。その中から「人に手を振るということ」という題でブログを書きました。
本書の中に「惜しみなく与える人」という心に響く文章がありました。
ノートルダム大学の渡辺和子さんは、著書の中でこうおっしゃっています。
いいことをしたとき、相手からの反応を期待してしまうのが人間の悲しい性(さが)だ。何かの情報を教えてあげたとき…。何かのアドバイスをしたり、手伝ってあげたりしたとき…。掃除をしたりゴミ拾いをしたとき…。人が足りないからと、講演会やパーティなどの参加要請に応えて、頑張って参加したとき…。
我々は、相手からのお礼や感謝の言葉を期待してしまう。「優しい言葉をかけたときに返してくれなかったひとは、優しい言葉を持っていないのだ」
惜しみなく与える人でありたい。
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