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酔った勢いも時には必要かも

今日のおすすめの一冊は、藤尾秀昭氏の『小さな人生論』(致知出版社)の中から「一念一行」という題で書いてみました。

野口英世さんの話ですが、この本にはそこまで書いてありませんでしたが、調べると、現在では研究結果のいくつかは間違いであることが判明しているそうです。たとえば、野口さんの大きな業績の一つである「黄熱病」の病原体が間違っているといいます。

当時は電子顕微鏡がなかったため、ウィルスが見つけられなかったといいます。当時「人類の救世主」とまで言われたのですが…。しかし、命をかけて黄熱病を研究したその事実は変わるものではなく、他の蛇毒や梅毒の研究は高く評価されています。

野口英世さんの奥さんは、メリー・ロレッタ・ダージスさんというアメリカ人です。ニューヨークのレストランで知り合ったそうです。二人には子どもがなく、野口英世がアフリカで黄熱病で死去したあとはニューヨークで亡くなったそうです。

一説によるとお酒が大好きな二人は意気投合して、酔った勢いで結婚したとも言われてます(笑)。身長153センチの英世と大柄なメリーさん、アメリカの古き良き時代の穏やかで思いやりある優しいタイプの女性だったといいます。そして、英世さんの研究の集中力を切らさないよう何時間でも邪魔せずそっとしておいたといいます。メリーさんは、英世さんが亡くなってからも、野口家の人々に仕送りをしていたというもの有名な話です。

では、野口英世さんの名言をいくつかアップします。「家が貧しくても、体が不自由でも、決して失望してはいけない。人の一生の幸も災いも、自分から作るもの。周りの人間も、周りの状況も、自分から作り出した影と知るべきである。」

「人は能力だけでは、この世に立つことはできない。たとえ、立身しても、機械と同様だ。人は能力と共に、徳を持つことが必要である。」「過去を変えることはできないし、変えようとも思わない。なぜなら人生で変えることができるのは、自分と未来だけだからだ。」

そして、英世さん、「人生最大の幸福は、一家の和楽である」と言っています。奥さんとホントに仲がよかったんですね。酔った勢いも時には必要かも、です(笑)。

今日のブログ(3分動画も)はこちら☟
https://ameblo.jp/hiroo117/entry-12603639492.html


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