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スピリチュアルっぽくない輪廻の話


今日のおすすめの一冊は、山崎拓巳氏の『世界一やさしい成功法則の本』(知的生き方文庫)です。

その中から、「モチベーションをキープできる人」について書いてみました。山崎さんは、モチベーションをキープできる人は、リンカーネーションを信じている人だと言います。結構飛躍しているので、面白いなぁ、と思って(笑)

私も、かつて心理学の勉強をしていたころ、ワークショップに結構出かけました。で、すごい悩みを抱えている人もいたりするんですが、達人のファシリテーターにかかると一瞬にして悩みがなくなったような人も何人も見ました。でも、反対に、この悩みはなかなか解消しないだろうな、というのも何人も。

そんなとき、出合った本が当時大ベストセラーの「生きがいの創造」。著者は飯田史彦氏ですが、講演も聞きました。飯田氏は当時、福島大学の経営学の先生でした。国立大学の先生でありながら、生まれ変わりの話をされるのは、あの頃は、非常なリスクだったと思います。

それは、たしかこんな話でした。「生まれ変わりなんてない、この世は一回限りと信じている悪人がいたとする。その悪人は、この世でいくら悪いことをしても捕まらなければ何の問題もない、と悪いことをし続けて死んだ」。で、もしあの世が無かったら、無いのだからゼロ。もしあったとしたら、「最悪だ、話が違うとマイナス1」。

逆に、「あの世はある。少しでも人の喜ぶことをしようと思っている人」がいたとする。で、その人も、あの世がなかったら同じくゼロ。しかし、もしあったとしたら、「思った通りだ、やったねとプラス1」

あの世が無かったとしたら、二人ともゼロなので引き分け。もしあの世があったとしたら、あると信じていた人の方が圧倒的な勝ち。だから、経営学的に言って、あると信じた方が得ですよ、という話でした。まあ、仮になかったとしても、何ら損害はないですものね。

また、こんなことも飯田先生は言っています。「逆境というものは、自分が自分自身に与えた試験問題のようなものです。その逆境には重要な意味が隠されており、その問題を解くことによって一ランク上の人間に成長できる。だからこそ、自分自身でその逆境を選びとったのです。」

「人間は自分のレベルに応じて、自分にふさわしい試練というものを選びとって生きています。自分の力で解決できないような試練は選びません。目の前にある状況がつらければつらいほど苦しければ苦しいほどその人はその試練に立ち向かうに値する人間だと言えるのです」(言葉は力)より

心理学だけではカバーしきれない問題も、輪廻転生の理論なら解決できることも多いんですよね。


今日のブログ(3分動画も)はこちら☟
https://ameblo.jp/hiroo117/entry-12599928982.html

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