今日のおすすめの一冊は、藤尾秀昭氏の『小さな人生論5』(致知出版社)です。その中から「その人だけが持っている美を観る」という題でブログを書きました。
本書の中に「リーダーの器量」という心に響く文章がありました。
◆時代が大きく変わろうとする節目には、人間的器量を持った迫力ある人物の登場が必要だ。まさに、山岡鉄舟のような人物だ。西郷隆盛は山岡鉄舟のことを評してこう語っている。
「徳川公は偉いお宝をお持ちだ。山岡さんという人はどうのこうのと言葉では言い尽くせぬが、何分にも腑(ふ)の抜けた人でござる。命もいらぬ、金もいらぬ、名もいらぬ、といったような始末に困るひとですが、あんな始末に困る人ならでは、お互いに腹を開けて共に天下の大事を誓い合うわけには参りません。本当に無我無私、大我大欲の人物とは山岡さんの如き人でしょう」
リーダーに必要なのが、「1にバイタリティ、2に楽天性、3に絶えざる自己修練 」
自分を磨き、迫力を身につけ、人間的器量を少しでも大きくできる人でありたい。
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