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小さいことにくよくよするな!
今日のおすすめの一冊は、リチャード・カールソン氏の『新版 小さいことにくよくよするな!』(サンマーク出版)です。その中から「なにを教えようとしているのか」という題でブログを書きました。
本書の中に「小さいことにくよくよするな! 」という心に響く文章がありました。
私たちは少し頭を冷やせばなんなく解決することに、つい大騒ぎしがちだ。 ちょっとした問題や細かい心配ごとにいちいち過剰反応してしまう。
たとえば、渋滞の道路でほかの車に割り込まれたとする。気にせずほうっておけばいいのに、なんてやつだと怒るのが当然だと思い、頭の中でその相手を やっつける場面を思い描く。
そのことが忘れられなくて、後で誰かにグチを言う人もいるかもしれない。 そんな運転者には、どこかで勝手に事故を起こしていただこう。または彼に同情してみて、そんなに急がなくちゃならない事情というのはどんなにつらい ものなのか想像しよう。そうすれば自分の幸せをあらためて確認できるし、他人のせいで腹をたてることもない。
こんな「小さいこと」は日常ひんぱんに起きる。 長い行列の順番待ち、身に覚えのないことで非難される、大きな仕事をまかされる......。そんなとき、くよくよしないコツを知っていれば生き方に大きな 差がつく。
「小さいことにくよくよする」ことに生命力を使いはたし、人生の楽しみに気づかない人がどんなに多いことか。そのコツさえ身につければ、人にもっとやさしくすると同時に、寛容になれるエネルギーが増大することに気づくだろう。
◆リチャード・カールソン氏は、穏やかで優雅に生きるには「すぐに反応する」癖を「客観的に見る」という新しい癖と入れ替えることだ、という。
我々はなにかカチンとくることがあったとき、瞬間的に反応してしまう。大声で怒鳴るように反論したり、不機嫌な顔になったりする。そんなとき、すぐに反応しないで、自分を俯瞰(ふかん)して見たり、他人のように客観視することはとても大事なことだ。
何事も一呼吸置くことができればなんとかなる。小さいことにくよくよしない人間でありたい。
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