アナログな出会いにドキッとした話
仕事の後、乗り換えがちょうど大井町だったので、前からずっと行きたいと思っていたトリキバーガーに寄り道。
定番のトリキバーガーとコーヒーのセットを注文。さすが、鳥貴族のチキン、外はサクサク・中はジューシーでめちゃくちゃ美味しかった!なんでもっと早く行かなかったのだろう…全ハンバーガー屋さんの中で一番好きかも!大井町に寄れる時はまた寄りたいお店。
店内の窓に沿ってあるカウンターの席に座って、ぼーっと外を見ながら食べたりコーヒー飲んだり。ちょうどマジックアワーで夕陽が沈みかけて暗くなるまでのコントラストを楽しんでいた。
左のすぐ隣に女性が座ったな、っていう気配を感じていたのだけど、そのままぼーっと過ごしていた。しばらくすると「空キレイですね〜」って隣の女性から話しかけられた。
一瞬、「ん?私に話しかけてる??」と思ったけど、明らかにこっち見てるし、「そうですね〜」なんて話から、飲みかけのコーヒーがなくなるまでそのまま世間話した。仕事のこと、恋愛事情のこと、友達のこと…ほんの10分程度だと思うけど、なんだか和やかな気持ちになった。
こんな出会いって、最近そういえばないな、って帰り道で思う。
少し前は(まぁ、私が若いのもあったけど)、カフェで偶然隣になった年の近い男性に声かけられたり、駅で待ち合わせしてる時に声かけられてそのまま雑談したり…そんなことが普通だったな〜と思った。
私自身が若かったから話しかけられやすかったのもあったたろうけど、今の世の中はSNSが発達しすぎて生身の初めましての人と話す機会って減った気がする。
ネットを通じて誰とでも気軽に繋がれる時代になったからこそ、リアルな場所で偶然の出会いって本当に貴重な時間だったな、と思った。
そんなアナログな出会いかた、あたたかみを感じられて私は好きだな。その後に繋がるかどうかは別だけど…そんな危うさも良いと思っている。