中傷も愛ある言葉なんです。

日常のあらゆる言葉が飛び交わしています。昔は、言葉の表面だけを聞き取っていて特に中傷的な言葉に傷ついていました。
しかし社会人になり、部下を持つ立場になると人間関係の深さがわかり、その中でも特に「言葉」を意識します。

言葉には、さまざまな表現があります。しかし、わかればわかるほど、言葉は1つの表現しかないという極論にたどり着きます。

人間関係におけるすべての言葉は相手を思う「愛の言葉」です。

どれも、相手を思う愛を表現するために口にしている言葉です。

「頑張ってね」

「応援しているよ」

「あなたならできるよ」

励ます言葉です。応援してくれる人は「味方」「いい人」と好感を感じます。言葉も明るく、言葉の奥にも愛があることがすぐわかります。

しかし、一方では、逆のことを言う人がいます。

「馬鹿・アホ」

「下手だね」

「何をしてもダメな人」
いわゆる中傷です。根拠なく、悪く言う言葉です。

しかし、この言葉も、実は愛の表現なのです。この言葉の奥には、必ず愛があるからです。

「あなたを思っていなければ、出てこないからなんです。」

真剣にあなたのことを考える思いと愛がなければ、こうした言葉を口にするはずがありません。

「馬鹿・アホ」と言ってくれるのは、裏を返せば、応援してくれています。

「あなたはまだまだ精進が足りませんよ。もっと頑張ってね！」

そういう愛する気持ちが言葉の奥に隠れています。愛するメッセージが含まれています。

すべて、あなたのことを真剣に考えている言葉です。

ですから、応援する言葉だけが思いや愛の言葉ではありません。

ですから、中傷も愛の言葉なのです。

今まで、言葉の表面だけを見ていました。

本当は、言葉の奥にある愛に気づかなければいけません。

言葉の奥を見ようとすれば、実はすべての言葉に愛が含まれていることに気づきます。

その事実に気づいた瞬間、人間関係がうまくいくようになります。

人間関係の悩みがなくなります。

「なぜわざわざ言ってくれるのだろうか」と、言葉の奥にある思い・愛を素直に聞き取りませんか。「感じ取る」のです。

あなたに語りかけるすべての言葉が、実は愛の表現だと気づけば、今から心が軽くなりますし、そうしましたら、キット怖いものがなくなり、堂々と人間関係に飛び込んでいけるようになるからです。

言葉の奥にある、相手の思い・愛を感じ取りましょう。

また一歩成長出来ますね。