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自ら問題を生み出すのをやめる。もっと軽やかでシンプルな世界を生きていい。

そんなつもりはなくても、実は

ことを複雑にしてしまっているのは、自分自身だったりします。

問題ではないことを問題と捉えていたり、
真実ではないことを真実だと思い込んでしまっている。


何かに躓いたり、思うような結果にならなかった時、
「私は〜が苦手だから」
「私なんかじゃうまくいかないと思った」
「私には〜は向いてないんだ」
と、思うこともあります。

でも、

ただ経験不足なだけかもしれない。
まだ磨く余地がある、と捉えることもできます。
色んな方法を試してみることで、素晴らしい発見につながる可能性もあります。



私自身、少しでも思うように進まなかった時、「どうしてうまく行かなかったか?」と自分の中に原因を探してしまうことがあります。そして、どうにかして自分の中に問題を見つけ出し、改善しようとする。癖と言っていいくらい無意識な行動です。

それは、『自分と対話しよう!』と取り組んできたからこその癖なのですが、重たいなと感じています。

“自分の中に原因がある”を前提とした行動であり、自分が次々と足を踏み出し歩んでいくことにブレーキをかけているからです。



確かに、現実は内面の映し出しであり、何か大きな悩みがあるときは特に、自己対話によって内面を整えると現実は好転していきます。

でも、完璧な人間になることは一生ないし、少しの失敗や偏りは大切な自分そのものです。失敗や偏りを経験することを自分に許してあげたいし、何かとぶつかった時、誰かとぶつかった時も、もういちいち自分に原因を探したくない。

色々なことをたくさん経験したくて生まれてきたのなら、経験しようとしている自分にブレーキをかけたくない。


いつも自分に原因を探してしまう行為は、『完璧になってから挑戦する!』と言って、ずっと夢を追わずにいるような、そんなことを小さな出来事一つ一つにやっているような感じなのです。


予防線はもう貼らなくていいし、いっぱい転んで、小さな傷を作り、カサブタになって治って、を繰り返しながら、冒険していきたい。痛い思いをして少し泣いたら、「やっちゃったー!」とケロっと笑顔になってまた走り出したい。


これから先へ進んでいくのに、何か本当に問題になるようなことがあるのなら、それに向き合う状況が生まれてくる。きっと自然に。

やたらと自分から探しに行かなくてもいいし、作り出さなくていい。そんな風に感じています。



Hiromi.

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