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#24 Netflix 一強(一興)か?


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今朝、ポッドキャストで、日経のラジオを聞きました。
Netflixが、他社配信サービス独占作品など幅広く配信展開をし始めたとのこと。

オリジナル作品が特徴的だった媒体が、Amazonプライムように従来の人気作の幅広さや、Huluの全年齢に刺さる定番作品や若年層の流行り作品を押し出す特徴などと、それぞれの配信媒体の持つ魅力に対し、これまで一線を引かれていたのではないでしょうか。
ただ、今回のNetflixの値上げを皮切りに、こういったバランスは崩れていくのではないでしょうか。

ますます過去作の配信権利の争奪戦は、よりニッチな作品へと路線を変更するでしょう。複数の配信媒体に加入することが当たり前となった昨今において、ただ加入するだけでは、私たちのお財布事情が少しではないほどに、閉められるかもしれません。

なぜその配信サイトが良いのか、自分に対し整理する意味も含め、いくつかの最近の一押しを紹介いたします。

作品紹介

極悪女王

やはりNetflixと言えば独占オリジナルでしょう。

バットマンよりスピンオフ映画「ジョーカー」が公開され、世界現象となりました。

悪役に落ちたくて落ちる人はいない、悪を演じることの理由

こういった人の生き方に共感を示す、ダークヒーローって生き方としてかっこよいよね、と主役に勝る以上に語り尽くせないテーマを醸し出しています。

今作は、日本女子プロレスで活躍している「ダンプ松本」選手が、悪役としてリングに立った経緯から、その引退最後までを描いたドキュメンタリー風ドラマです。

ダークヒーロー好きにはたまりませんが、人情ドラマや群像劇が好きな方にも非常におすすめです。
プロレスは知らなくても大丈夫でした。見れば、好きになります。
もしかしたら特撮に近いエンタメなのかもしれません。

企画・脚本は、鈴木おさむさん。
2024年3月31日に放送作家を引退されましたが、SMAPの解散までをおった著作「もう明日が待っている」も大変よかったので、いつか、映像にしていただけるのではないだろうかと、複雑な気持ちをいだきつつ、期待しています。


フォールアウト(Fallout)

こちらは、Amazonプライムビデオ独占オリジナル作品です。

え?Amazonでオリジナル?と、意外と感じるかもしれませんが、昨今人気作品の『モダン・ラブ』(Modern Love)や、有名なSF小説をドラマ化した『ペリフェラル ~接続された未来~』(The Peripheral)など、名だたるタイトルもあるのです。

特に『フォールアウト』は、同タイトル人気ゲームシリーズの世界観をそのままにし、ドラマ化した作品です。

核戦争によって崩壊したカリフォルニアが舞台。
避難住民は、地下シェルター内に州を作り、法を作り人類を存続させていた。だが、居住者の女性ルーシーは、ある事件をきっかけに地上を目指す。

まるで歴史ドラマを見ているかのように、軍・避難民・レジスタンス・主人公とそれぞれの思惑の中、物語が進んでいきます。

他の作品と一線を画すのが、主人公が魅力に溢れているということです。

例えば、それまでシェルターで平和な生活だったルーシーは、地上に出たことで悲惨な目に遭う。

ただ、彼女は一度苦痛に耐えます。しかし、自分の命が危ういのならば「仕方ない」と言って殺めることも厭いません。

この各所にでてくる「仕方ない」という捉え方が、あまりにも痛快なのでした。

ドラマ化でいうと『ラストオブアス』も人気ですが、そもそもが神がかったノベルゾンビゲーム作品です。

それに比べ、オープンワールド主体となる『フォールアウト』。

ゲームの実写化かよと思うほどに、肉付けされた魅力的な主人公に、次回どうなるのか気になってしまいました。

まだシーズン1です。2も腰を据えて待っています。


最後に

ここまでお読みいただきありがとうございました。
どちらも数話になるため、一挙見もおすすめです。
またこのような形で、作品の紹介や感想もお伝えしたいと考えております。
改めて、ありがとうございました。

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