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#42. 休みの日くらいは人混みを避けたい。 【詩】

列車が過ぎ去るように、私は何かだったことも忘れていく。

私は降りた列車は、別の終点駅に向かっていく。

以前通った駅で停車している電車、いつか発車をするのを待っている。

人工が照らす闇夜の下で、「やったー」と叫ぶ母親。

慌てて「やめてよ!恥ずかしい」と娘が恥じらう。

網戸を縫って、どこぞの叫び声は、

サラリーマンの心は明るく照らしていく。

明日もまた少しずつ冬は近くなる。

#詩っぽいもの

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