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#14 何か欲しい物があったなら

変化!と言いたいだけで、実はそこまで望んでいない

いつまで経っても仕事を辞めたいのに辞めたがらない同僚や、自分はそれに向いていないと言いつつも、何か自分を再建するために、損切りをして建築資材を買いにいくような行動を成さない人たちを見ていると、複雑な気持ちになります。

私の見てきたのがそうだっただけかもしれませんが、現実逃避をロマンチスト化した発言が耳の中へ流れてきます。

”現状を変えたいと思う気持ちよりも、現状に不満を持っていると口に出し、雑談の話題”とすることで、その場を良しとしているように感じます。
時折、私自身もそんな自分を客観的に垣間見てうんざりします。

お金もそうだ。お金がないというが、実際にお金が0なのではなく、消費が多いため、必要状に足りていないのか、本当に預金が0に近く、また生活に困るほど収入がないかの2択だが、「お金が欲しい・お金がない」という方は割と前者が多いのではないだろうか、それとも目につくだけなのでしょうか。

お金は欲しいと言いたい。

本などの受け売りだが、お金を増やすには、「時間と労力を消費して収益を得る(労働)」「使わないようにする(貯金)」「お金に働いてもらう(投資)」の三パターンがあるように思う。
そのうち、一番簡単な方法が、「時間と労力を消費して収益を得る(労働)」である。これは誰しもが、毎朝、もしくはコアタイムなどに沿って決められた時間・タスクをこなし給与としていただく。どの業種もほとんどが時給いくらかと割り出すことができる。

今やIOT機器の一般化などで、すべての人が容易にネットにつながり、本や音楽と言ったそれ自体のコンテンツはサブスク化によって、スマホを持っていれば、歩くTSUTAYAになれます。

サービスも無料が増える一方、そのサービスが一定の拡張域を超えたり、認知度や普及率が上昇すると全てではないにしても、のちに部分的に有料化するのが不思議ではなくなってきました。
楽天モバイルも当初は0円キャリアを謳っていましたが、いろいろあって今は0円廃止となっています。

しかし、デメリットは自分の時間を対価とするため、限りがあったり、場所の制約による通勤などの時間にも幅が発生する。

そして、すぐに取り組めるけど、実践するのが難しいのは「使わないようにする(貯金)」だと思います。

「お金に働いてもらう(投資)」は小難しい単語などと格闘が必要ですが、「貯金」については、自己管理ができるならすぐに実践しやすい。

簡単にできる貯金の方法の参考例

  1. 今の支出と収入を全て洗い出す。(家計簿の作成)

  2. 目標、あるいわ月々の貯金額を設定

  3. 設定した金額を収入から差し引き、差額で生活費等を組み立てる

これを半年程度、人によっては3ヶ月くらいで家計簿をつけなくても体感で貯金ができるようなお金の使い方に変わる。

また設定した限度額が変動しそうな大きな買い物やグッズが欲しいと迫った時は、
① それは本当に必要か?ないと明日生活に支障をきたすレベルか?
② それを購入しなかった場合に、その商品の金額で他に欲する、気になっている物やサービスの中で何が購入できるか。
という私は2軸の設問をかし、その回答に満たす場合において追加で支出する方法をとっています。

貯金においては、単に使わないという意識よりも、いつも、何気なく自分がどうお金を使ってるか?必要不必要をどう判断してるか?を知っていかことが大事になってきます。

「使わなければ貯まる」とは言ったものですが、簡単にぽんぽんたまらないので、ダイエット同様失敗しやすいのだという印象です。

長期的な目標はまるで人参をつるされた兎が走っているようなイメージだと思います。走り続けるうちに、一定のリズムで習慣化できないと兎も途中でスタミナ切れで、ばててしまいます。

そうならないように、自分がどんなトレードをすれば容易に制限ができるのか、を最初の家計簿から見つけられるといいかもしれません。

最後に

こんな話は、耳が痛く、「うるせぇ」と言われるものだと思いますが、
「使わないようにする(貯金する)」ということは、計画的に「大事なときにはしっかり使う」ことができます。
おかげで、家族の援助なく進学でき、働き始めて3年で奨学金も全額返済できるようにもなりました。今も、学び直しにお金を使ったりできている。

何かの趣味で溶けていくお金は、後悔のない綺麗なものだと、私もオタクをやっていた時はそうでした。
でも、少しでも現状を変えるなら、今の自分を整理して欲望と理性と現実を切り分けるべきでしょう。
あぁ、この言葉は私にとっても耳が痛い。

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