【stand.fm】第25回:ネガティブな感情にフタをしないで!
こんにちは^^
自己実現コーチのhiromiです✨️
🔸ネガティブな感情にフタをしないで!
成功するためには
「ポジティブな感情で過ごすのが大事」
って良く言われてますよね。
例えば「感謝のワーク」で
日常の些細な感謝に気づきましょう とか
アファメーションをして
ポジティブを脳にすり込みましょうとかね。
言葉もそうですね。
なるべくネガティブな言葉を使わず、
ポジティブな言葉を使いましょう!
というようなことを聞いたことのある方は
多いんじゃないかなって思います。
これは正しいんですよね。
何も間違っていないですし、
私もコーチングのセッションで
「感謝をしましょう」とか
「言葉を変えていきましょう」というような
お話をさせていただくこともあるんです。
だけど、ポジティブでいなきゃいけない!
すべてのことに感謝しなきゃいけない!って思って
「ネガティブな感情にフタをして、
なかったことにしてしまう」というのは
とっても危険なんです。
例えば、「この人苦手だな」とか
「こういうことを言われて嫌だったな」
「なんかこの場所好きじゃないな」
という感情があったとしますよね。
そのとき、
本当は嫌だと思っているのに
「いやいや そんなことない 私は好きなんだ」
「嫌いなんて思っちゃいけないよね」
「感謝 感謝」
って 無理矢理思い込んでいると
どうなると思いますか?
「好きじゃない」って思っている
ネガティブな自分のことを否定していますよね。
そんなこと思っちゃいけない
って自分のことをとても
傷つけてしまっていることになるんです。
これを繰り返していると、
段々 自分の本当に好きなものとか
心地いいことがわからなくなってきてしまうんですね。
ちゃんとネガティブな感情が
あるんだということを認めて
一度は受け入れる。
その上で、そのネガティブな感情と向き合い
「感謝できることはないかな」とか
「このネガティブな感情を
なくすためにはどうしたらいいかな」
ってことを考えていくのがおすすめです。
これね、頭の中だけで終わらそうと思うと、
ネガティブな感情がグルグルしてしまったり、
嫌な感情がずっと心の中にあって
苦しくなったりするので、
できればノートや手帳に書くようにしてくださいね。
▶向き合い方の例
私が実際にネガティブな感情と
どんな風に向き合っているのか、
実際の例を使ってお話してみますね。
もう何年も前の話なんですが、
クライアント様の中にね
「なんか苦手だな〜」って
感じてしまった方がいらっしゃったんです。
オンラインで打ち合わせをしたときの話なんですが
打ち合わせが終わったあとに
モヤモヤした気持ちになったんですね。
みたいな感じでね。
実際はこの何十倍も
「愚痴」とか「悪口」とか
自分の感じたネガティブな感情を
ツラツラと書くわけです。
そうすると、
ちょっとすっきりするというか
落ち着いてくるんですね。
そしたら、今度は自分が
書いたネガティブな感情を見ながら、
「なんでこんな感情になったのかな?」とか
「本当はどうしてほしかったんだろう」とか
「この経験からどんな学びがあるかな」というような
視点で見て見るんですね。
そうすると、ただモヤモヤしていたときとは
違った目線になるし、別の感情も出てきます。
例えば
みたいな感じです。
この段階に来て、
はじめて「この方と出会えてよかった」
「この経験があってよかった」って
心から思えるようになるわけなんです。
自分のネガティブな感情に向き合わず
無理矢理
「でも仕事をくれるのはありがたいことなんだから 感謝して仕事を受けなきゃ」
「苦手な人でも 笑顔でいなきゃ」
「仕事があるだけありがたいって思わなきゃ」
って 思っていても、
心の奥の気持ちとしては納得できていないので、
ずっとモヤモヤした感情が残るんです。
なので、一度出し切って下さい。
感じきって、そして「感謝」とか「気付き」とか
「学び」っていう視点で考えてみるようにしてくださいね。
これは人間関係と恋愛とかお金とか
どんなことにも当てはまりますので、
モヤモヤしたとき、ネガティブな感情があるときには
ぜひやってみてくださいね。
▶注意ポイント
ネガティブな感情を出すときに
注意ポイントがあるんですけどね。
「こんなことを思っちゃいけないよね」
「これは流石にひどいかな」 って
ネガティブな感情を吐き出しているときに
自分を否定しない、ということです。
例えばご両親とか恋人とか子供とかね。
身内に対して
ネガティブな感情になったとするじゃないですか。
その気持ちをノートに書いている途中に
「でも両親は私を育ててくれてるんだから
こんな言葉をつかっちゃいけないよね」とか
「子供に対してネガティブな感情を抱くなんて母親失格じゃないか」とかね。
「なんでこんなにイライラしてるんだろう、私って最悪だ」みたいな感じで、
ネガティブな自分を否定したり、
こんな感情になってはいけない、と
気持ちを止めたりしないでくださいね。
自分の親でもパートナーでも子供だったとしてもね。
「イラッとした」「モヤモヤした」
という感情があったんだとしたら、
その気持ちをそのまま書いてみて下さい。
人間ですから。
イライラすることもモヤモヤすることもあります。
そのこと自体を否定する必要はないですからね。
しっかりと出し切って、その上で、改めて考えてみたら、
心から「この出来事があってよかった」
「このイライラの中に気付きや学びがあったんだ」って思えますからね。
ネガティブな感情だってあなたの本当の気持ちです。
その気持ちをなかったことにしてフタをせず、
ネガティブな自分を否定せず、認め、しっかりと感じて
そして上手に手放していきましょう。
ということで今日は
「ネガティブな感情にフタをしないで!」というテーマでお話しました。
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