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共に生きるを学ぶ学校

ー広島県福山市立「常石ともに学園」の見学①ー

先日、日本初のイエナプラン公認校「常石ともに学園」へ見学に行ってきました。

イエナプランを学び、
「こんな学校へわが子を通わせたかった!」と
思ったイエナプラン教育の学校。
しかも公立校!!

私が見学に行ける事が決まったのは前日の夜!!
引き寄せてしまった!!笑
何となく行ける気がして予定をあけておいたんです。
(っと、その話は置いておいて…)


イエナプラン教育では子どもたちはすべて自由です。
ただ1つ守らなくていけないのは
「他人のこころの自由を奪わないこと」
そのためのルールを子供が自分達で決めます。

対話

イエナプランでは対話を大切にしています。
対話はサークル(円)になって相手の顔がみえる形で行います。
毎日、サークル対話が行われ、各教室にはサークル対話ができるスペースがあります。


この写真は教室の写真ではありませんが
みんなが顔をみてサークル対話ができるエリアが設けられていました。
※教室の写真は子どもたちが写ってしまうため撮影していません。


異年齢学級


イエナプランは異年齢学級の為
異なる学年の子供たちが同じ教室の中で学びます。
(低学年クラス1年生~3年生、高学年クラス4年生~6年生)
自分で時間割を決め、それぞれが自分のペースで学びを進めていきます。
数人で一緒に学ぶ子、一人で学びを進める子、中には集中するためにヘッドフォンをして学習する子供もいます。

異年齢学級の長所として
落ちこぼれを作らない
異年齢学級のため、誰かができて誰かができないのは当たり前。
同学年だけの子どもで作られるクラスとは違い、人と比べて劣等感を抱く必要がないのです。
そして、たとえば5年生の歳の子が4年生の学習内容でつまずきがあった場合
つまずいた所を4年生の内容から学び直しができるのです。

年長者が年少者を助ける関係が自然とできていく
係や役割があたえられなくても
自然と関係性ができていく。
異なる年齢の子どもたちが集まっているので
誰かが誰かよりできないのは当たり前
誰かが誰かよりできるのは当たり前
違いがあるのが当たり前なんです。
時には年少者が年長者を助ける事もあるそうです。


イエナプラン教育については
これから少しずつあげさせていただきますが、
今回、常石ともに学園を見学させていただき感じたのは
この「常石ともに学園」をここまで作り上げてこられた先生方の情熱!!

子どもだけではなく、先生同士の対話も大切にされているそうです。
「誰かの不得意は、得意な誰がが助ける。」
これは、子どもに限ったことではありません。
先生も同じです。

イエナプランで学校は「共に生きる事を学ぶ」場所なんです。
子どもも、先生も、保護者も、地域の人たちとも「共に生きる」

今の日本に必要なことだと思いませんか?




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