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Sake Diversity Day2に行ってきた話

1月の3連休に新潟市のイタリア軒で開催されたSake Diversityというイベントに行ってきました。あまりにいいイベントだったので、紹介したいと思います。
ホントはこの記事読んで、気になったらぜひ行ってみて欲しいのですが、また開催されるかはわからないので、この記事読んで新潟の酒蔵を知ってもらえたらと思います。

Sake Diversityとは?

いきなり何って感じなのですが、ざっくりいうと2022/1/8ー2022/1/10の3日間、新潟で作られてる日本酒を楽しむ会です。
日によってテーマが決まっていて、それぞれ登場する酒蔵違います。
以下はイベントサイトからの引用

日本酒は多様だ。
そして新潟は、
全国で最も多くの蔵を有する
酒どころで、
味わいや規模も実に様々だ。
若手が台頭する蔵
女性が活躍する蔵
最小規模で手作りする蔵
DIY精神で突き進む蔵
アートを取り入れる蔵
新潟には
小さくてもキラリと光る、
魅力的な酒蔵が
数多く残っている。
そんな小さな酒蔵に
スポットライトを当てることを
ミッションとして、
日本酒の新しい可能性を
広げていく企画、
​それが、サケダイバーシティ
https://www.sakediversity-niigata.com

この3日間でそれぞれテーマがあって登場する酒蔵も違うというなかなか盛りだくさんなイベントです。

Day1はARTがテーマ

元来日本酒は、伝統的な漢字のラベルが多く存在し、そして近年までその傾向は至極当たり前のこととして、長く続いてきました。

そんな中、自由な発想をもとに画家やクリエイターとコラボし、
展開する日本酒プロジェクトが新潟にはあります。

日本酒はもっと自由でいい!
生活に彩りを添えるための日本酒は、見かけにもこだわっていい。

お酒を交わす場にアートがあることで、会話やお料理を楽しむ幅も
グッと広がっていくはずです。
https://www.sakediversity-niigata.com/art

Day2は若者がテーマ

日本酒はおじさん臭い、そのイメージはもしかすると、杜氏(最高製造責任者)が年配だったからではないでしょうか?
たしかに日本酒造りには知識や技術だけでなく、経験が必要です。
現在のようにテクノロジーや情報が発達する前は特に経験が必要で、年功序列があっていたのかもしれません。
しかし現在では全国的にも若手の台頭が著しく、新潟においてもその流れがあります。
20~30代の若者が最前線で酒造りを行い、
舌の肥えた人々を魅了しています。
新潟の酒の新時代に触れてみてください。
https://www.sakediversity-niigata.com/1-9-day2-young

Day3は女性がテーマ

日本酒の神様「松尾大社」は女性の神様と言われています。
そのため、神様が嫉妬しないように、
日本酒造りの現場は「女人禁制」でした。

しかし時代が変わり、女性が活躍できる社会になったことで
日本酒シーンにも女性の活躍が目立つようになりました。

新潟県の酒文化の盛り上がりは今までも、これからも
女性抜きには語ることができません。
https://www.sakediversity-niigata.com/1-10-day3-woman

Day2について

それでは、私が行ってきたDay2について書いていきたいと思います。
そもそもイタリア軒に行くのが初めてだったのですが、なかなか高級感のある内装で実はホテル内で写真撮りたい場所がいっぱいありました。
今回は全然撮らずだったので、次回行く機会があれば、その辺も紹介したいなと思いました。

イタリア軒オリジナルコースで、和食だけじゃなく、洋もあり、中華もあって盛りだくさんでした。


1.先付4種 和食と雅楽代 〜日和〜 (天領盃酒造)

先付4種 和食

この料理に合わせて出てきたお酒が天領盃酒造さんの雅楽代 〜日和〜
最初の1杯にふさわしくアルコール度数が13度で飲みやすかったです。

2.生ハムと佐渡産あんぽ柿、クリームチーズと共にと僕たちの酒 vol.9 (阿部酒造)

生ハムと佐渡産あんぽ柿、クリームチーズと共に

この料理に合わせて出てきたお酒が阿部酒造さんの僕たちの酒 vol.9
このお酒はこれから市場に出てくるそうです。そしてこのお酒は、生酛と呼ばれるものだそうで、詳しくはネットで調べて欲しいのですが(笑)、作るのに手間暇がかかるものだそうです。
こちらも低アルコールで飲みやすかったです。

3.シラスとほうれん草、ベーコンとシャンピニオンのキッシュと特別純米しぼりたて生原酒(笹祝酒造)

シラスとほうれん草、ベーコンとシャンピニオンのキッシュ

3品目はこちらのキッシュ
この料理に合わせて出てきたお酒が笹祝酒造さんの特別純米しぼりたて生原酒
このお酒は前の2つに対しては、濃いお酒でした。濃い料理には濃いお酒が合うそうです。
酒蔵さん曰く、料理とお酒のテンションを合わせるのがオススメと言ってました。

4.飲茶(ワゴンサービス)と笹印生酛純米無濾過酒 2020by 笹祝酒造

飲茶(ワゴンサービス)

4品目は、熱々の飲茶
この料理に合わせて出てきたお酒が笹祝酒造さんの笹印生酛純米無濾過酒
中華と日本酒の組み合わせも新鮮でしたね。

5.銀鱈照り焼き 柿の元と雅楽代 〜雪下〜(天領盃酒造)

銀鱈照り焼き 柿の元

すみません。。この料理の写真、一口食べてから撮った写真です。。
写真撮る前に思わず食べてしまった。。
この料理に合わせて出てきたお酒が天領盃酒造さんの雅楽代 〜雪下〜
そういえば、天領盃酒造さんの加登さんは、お酒を作るときに女優さんをイメージしながら作ってるそうです。こちらのお酒のイメージは橋本環奈さんだそうです。
酒蔵さんからのいろんなお話を聞きながら料理とお酒を楽しめるのもこのイベントのいいところだなと思いました。

6.越乃黄金豚の低温ロースト、肉のジュソース、ワサビ風味とREGULUS 2021(阿部酒造)

越乃黄金豚の低温ロースト、肉のジュソース、ワサビ風味

最後はこちら。
拡大してみると。。ブレブレな写真になってます 笑
かなり飲みましたからね。。
この料理に合わせて出てきたお酒が阿部酒造さんのREGULUS 2021
今回飲んだ阿部酒造さんのお酒は酸味が特徴で、私がこれまで飲んだことのないタイプのお酒でした。

そんな感じで、かなりお酒を飲んだ日でした。
上記写真見てもらうとわかるのですが、ワイングラス半分くらいまで注いで日本酒を出してくれて、それを6種類の料理と合わせて6杯飲むことができました。
ちなみに、このイベントの参加料は4000円。
かなりお得なイベントだなーって思いました。

右から順に今回飲んだお酒

参加してよかった

これだけの料理とお酒を一気に楽しめるのは本当によかったです。
改めて新潟県にいろんな酒蔵があって、いろんなお酒があるなーって思いました。
そして、この料理とお酒を楽しみながら、酒蔵さんのお話を聞くことができるのがまたよかったです。
やっぱ、作り手の想いを聞いた上で飲むとまた違う印象を持ちますよね。
特に今回、若者がテーマってことで、各酒蔵さんの方々が若くて、いろいろ挑戦しながらやってるところに感動しました。
また、今回飲ませていただいたお酒たちなのですが、新潟県の日本酒は淡麗辛口っていうイメージがある中で、そこを目指して作ってるというよりは、自分達が楽しんで、さらに美味しいと思ったものを出したいっていう気持ちで作ってるということで、6種類とも淡麗辛口というわけでもなく、個性があって美味しかったです。

コロナのせいで、毎年行われてた酒の陣が2年連続で開催できない状態になってるの中で、感染対策に配慮しながらこういうイベントを実施できて参加できたのはよかったです。
できれば、また開催してほしい。

あと、心残りは、これだけ楽しめるイベントなら、3日間参加したかった 笑

最後に各酒蔵さんのHPのリンクを貼っておきます。


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