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「はじめに」全文公開! 『発信力を強化する「書く」「話す」サイクル』12月23日発売


「話せるけど、うまく書けない」「書けるけど、うまく話せない」「自分の思いを、うまく言葉にできない」 ビジネスシーンでも発信の場面でも多いこれらの悩み。
ところが、実は「書く」も「話す」もポイントは同じだった――
話せるコピーライターが共通するポイントを解説。
「書く」も「話す」も循環させることでうまくなる!

今までになかった「書く」と「話す」のポイントを一元で解説!
循環させるって何? サイクルって何のこと?

12月23日に発売になる、さわらぎ寛子の4冊目の著書
『発信力を強化する「書く」「話す」サイクル』(ぱる出版)
「はじめに」を全文公開します!


はじめに


「話せるけど、うまく書けない」 「書けるけど、うまく話せない」 「自分の思いを、うまく言葉にできない」

この本は、そんな人のために書きました。

これからは「書く」「話す」両方できる人が選ばれる


オンライン上でのやりとりが日常になり、自分の思いを端的に伝える重要度が増しています。メールやメッセージ、チャットなどで伝わりやすい文章を書く人と、読んでも意味不明な文章を書く人。
仕事で評価されるのはどちらでしょう。

リアルタイムで文字のやりとりが進む状況 は、もう今までの「正しい文章の書き方」では通用しないと感じるシー ンも増えました。
Zoom などのオンライン会議や打ち合わせの場では、うまく話せないと思っているうちに、チャンスを逃してしまいます。

「ああ、もうちょっとうまく書けたら」「もっとうまく話せたら」とため息が 聞こえてきそうです。


文章や会話が、今よりも相手に伝わるようになると、何度もやり取りする必要がなくなり、仕事が効率化します。信頼され、「あなたに任せたい」と言われる場面が増えるでしょう。

SNS で自分の思いを発信したい、集客したい、仕事に生かしたいと思う人は年々増えています。

Twitter、Facebook、ブログや note などは「書く」力が求められます。ポッドキャストが注目され、音声配信 や YouTube、ライブ配信、少し前に話題になった Clubhouse など「話す」メディアも増えてきています。


人にはそれぞれ優位な感覚があります。
視覚優位(目で見て理解するのが得意)な人も、聴覚優位(耳で聞いて理解するのが得意)な人もいます。

書くのが苦手・話すのが苦手と思い込み、どちらかのコミュ ニケーションに偏っていると、伝えられるチャンスが半減します。文章と音声や動画、どちらの発信もしていると、より多くの人にリーチできます。自分のことを知らなかった人に知ってもらえる確率が倍になるの です。

ファンを増やして、選ばれる人になるには、「書く」と「話す」のどちらもできる人が有利なのです。


「書く」と「話す」のポイントは同じだった


自分の思いをスラスラ書けるようになりたい。人前で緊張せずに話せるようになりたい。でもそれがむずかしい。と悩んでいる方へ。
大丈夫です。むずかしくはありません。

書くことと話すことのポイントは同じです。
最大のポイントは、「相手が求めていることを正確に把握し、 相手が言って欲しいことを言う(書く)」。それだけです。それができれば、OK。

どんな場合もそうです。細かい部分に違いはありますが、 大事なところを押さえると、自分は書くのが苦手、話すのが苦手という思い込みを捨てられます。

「話すように書けばいいよ」「書いている通りに話せばいい」というアドバイスでうまくいかなかった方も、具体的なステップを踏めば、「書く」「話す」がどちらも楽しくなるはずです。


伝わらないのは、相手がそれを求めていないから


話を聞いて欲しかっただけなのにダメ出しをされて嫌な思いをしたり、欲しくない商品の説明を長々とされて困ったりした経験はありませんか。

たとえ言っていることが正しくても、相手が求めていないことは、 相手の心に届きません。
この人は自分のことをわかってくれない人だと思われてしまいます。

まず、相手に興味を持ち、相手が求めていることを掴む。その上で、伝える順番や言葉を選んでいきます。


今回の本は、著者の手書き図表やイラストもたくさん入っています


< 相手が言って欲しいことを言う具体例 >

例 「何のお仕事されているんですか?」と聞かれて、

× 会社の創業から話し始める
「弊社は、戦後 1947 年に創業した老舗でして......」

○ 相手が興味を持つことから話し始める 「日本酒のイメージを変える仕事をしています。」

例 自主開催イベントの告知記事

× セミナーの内容から書き始める
「私は、20 年間 A 子先生のもとで、AB ヨガを学んできました。 ABヨガの特徴は......」

○ 相手が今興味のある話から始める 「最近体がだるい、夕方になるとイライラする。それは秋バテかもしれません。
ステイホーム期間が続いて、体を動かすことが減ると......」


この本の著者である私はコピーライターです。書くことのプロで、話し方のプロではありません。ですが、「書く」と「話す」がどちらもできることで、仕事の幅を広げてきました。ライターの中には、人前で話すのが苦手という人も多いため、人前で話せるというだけで、強みになるのです。

と言っても、アナウンサーのように「美しい日本語」が話せるわけで はありません。京都で生まれ育ち大阪に住んでいるので、私は関西弁です。

でも、大切なのは「正しいイントネーション」よりも、「相手に伝わるか」。そして「相手の心が動く」「行動してもらえる」ことです。

正確なイントネーションや美しい発声の方法はこの本ではお伝えできま せん。そもそも私は「正しい日本語」などないと思っています。

言葉は常に変遷しています。


「書く」と「話す」を組み合わせることで、仕事の幅を広げることも、 自分でゼロから仕事をつくり出すことも可能です。そういう話をこの本 ではしていきます。


「書けない」「話せない」の思い込みを外すと、可能性が広がる


私は「言葉で仕事をつくる」というテーマの講座を 3 年ほどやっています。講座に来られる方は、みなさん「思っていることがうまく言葉にできません」とおっしゃいます。

自分の思い、自分のビジネス、商品 やサービスの良さ。伝えたいことがあるが、うまく言葉にできない。もしくは、伝えたいことが何なのかもわからない。

だから、書くのに時間がかかったり、人前で緊張してうまく話せなかったりする。でも、こちらから質問をしていくと、ぽろっと口にすることが、ちゃんと「言いたいこと」になっているのです。

ライターとして今ま で 1000 人以上の方に取材をしてきましたが、どんなに寡黙な人でも、 質問によって言葉は出てきます。言葉は自分の中にあるのです。

うまく書こう、上手に話そうとしなくても大丈夫。自分の中にある言葉を見つけ、それを相手に伝える。

「書く」と「話す」をうまく組み合わせると、仕事でもプライベートで もコミュニケーションが変わります。

今、目の前にいる人との関係性がよくなり、仕事での評価が上がり、今まで届かなかった人にも自分の思いが伝えられるようになります。

今よりもっと、自分の思いを人に伝えられるようになったら、あなた はどうなりたいですか。なりたい自分をイメージしながら、次のページ を開いてください。


『発信力を強化する「書く」「話す」サイクル』目次


はじめに 

第1章 「書く」と「話す」の誤解 誤解をとけば、苦手意識はなくなる 

誤解1  「書く」と「話す」は1種類だと思い込んでいる 
誤解2  発信者を出す/出さない伝え方を混同している
誤解3  うまく書く/話すの「うまく」が漠然としている
誤解4 「読まれる記事を書かなきゃ」と思ってしまう
誤解5 正しく「伝える」ことがゴールになっている
誤解6 書き方や話し方のテクニックに走ってしまう
誤解7 「完璧でないと発信できない」と思ってしまう
誤解8 一度の発信で全てを叶えようとしすぎる
誤解9 アイデアを広げながらまとめてしまう
誤解10  「書くのが苦手」「話すのが苦手」で動けない

第 2 章 「書く」と「話す」の伝わる 7STEP 伝え方は、料理と同じ7STEP でうまくいく 


STEP1 誰にどんな気持ちになって欲しいかを決める
STEP2 
何を作るかを決める(テーマを決める)
STEP3 
調理方法を決める(話を組み立てる).
STEP4 
材料を揃える(素材を集める)
STEP5 
食べやすい大きさに切る(言葉・順番を整える)
STEP6 
味付けをする(表現を磨く)
STEP7 
盛り付けをする(タイトルをつける)

第 3 章 「書く」と「話す」のお悩み解決例


書く1 文章を書くのに、時間がかかる
書く2 
言いたいことが、1つに絞れない
書く3 
書くことが見つからない
書く4 
ブログや SNS が、ただの日記になってしまう
書く5 
同業者と同じようなことしか書けない
書く6 
説明がわかりにくいと言われる


話す1  自信を持って話せるようになりたい 
話す2  セールスで、相手のイエスを引き出したい
話す3 覚えてもらえる自己紹介がしたい
話す4  談が苦手で、何を話せばいいかわからない 
話す5  話を振られて、いきなり話すのが苦手
話す6  相手にどう思われるか気になって、本音が言えない



第 4 章 「書く」と「話す」の実践レッスン

自分の言葉は、思考のトレーニングでつくることができる

LESSON 1  頭と心の中を知る 〜内面を言葉にする〜
LESSON 2  観察する 〜対象物をできるだけ正確に捉える〜
LESSON 3  つなげる 〜自分の視点で引き出しを埋めていく〜
LESSON 4  名前をつける 〜思い込みを外し、新しい意味づけをする〜
LESSON 5  俯瞰する 〜複数の視点から自分を定義する〜 
LESSON 6  尖らせる 〜キャッチーな言葉を生み出す〜


第 5 章 「書く」と「話す」の相乗効果

「書く」「話す」の相乗効果で人生が変わる 

おわりに 


1月10日まで!購入者全員プレゼントキャンペーン


『発信力を強化する「書く」「話す」サイクル』 の発売を記念して、

1月10日までの期間限定で本を、書店またはネット書店(Amazonや楽天など)でご購入の方を対象としたキャンペーンを行います。

⭐️ 本の内容が、自分ごととして、より理解できる「解説動画6本」
⭐️ 本に出てくるワークが何度もできる「ワークシート5種類」
⭐️ 著者が描いた本の中の挿絵イラスト(おまけ)

を無料でプレゼント

詳細はこちら


ぜひ!

年末年始の少し時間がある時に、この本を読んでワークをしてみてください。


著者について

コピーライター さわらぎ寛子

1978年京都府生まれ。関西大学社会学部卒。 22年間コピーライターとして食品、美容、ホテル、学校、病院、製薬会社、電鉄など様々な業種の広告制作を手掛ける。書いたコピーは3万件以上。

2010年に独立後は、近鉄電車の「舞台は、伊勢志摩。」キャンペーンなど、大手企業の広告制作を担当。とくに「女性のリアルな共感を得るコピー」に定評がある。

2010年「2時間でキャッチコピーが作れる」メソッドを独自で開発。現在は、オンラインとリアル会場で半年間の講座を開催。自分メディアを使って集客したい、売上を上げたいと願う経営者や起業家から高い評価を得ている。

私生活では、2男1女の母。長男を出産後、育休復帰に失敗し退職した悔しさをもとに、「どんな状況になっても、ゼロからでも仕事は作り出せる」ことを体当たりで実践。長女、次男を出産後は子どもをおんぶしてプレゼンに臨んだ経験も持つ。

著書に、Amazon広告部門1位『キャッチコピーの教科書』(すばる舎)、『今すぐ自分を売り出す1行を作れ』(大和書房)『売れ続けるネット文章講座』(ぱる出版)。



「書く」「話す」が変わる! 3日連続 無料ライブ配信!


『発信力を強化する「書く」「話す」サイクル』は、まさに、書くと話すで選ばれる人になるための本です。

「書けるけど、話すのは苦手」
「話せるけど、書こうとすると書けない」
「自分の思いを言葉にできない」

という方のために、

むずかしいことではなく今日からすぐに実践できる方法を書きました。

発売は、12月23日です。発売日までの3日間は、3日連続でライブ配信します!


「書くのが苦手」さんと、「話すのが苦手」さんをゲストにお呼びして、

「そうは言ってもできないよー」「それが難しいんじゃん」というツッコミを入れてもらいつつ、

書くと話すを循環させて上手くなっていくコツをお話ししていきます。アーカイブも残しますが、ぜひ、リアルタイムで視聴できるようご予定ください。

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●YouTube


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<無料のFacebookグループでは、過去のライブ配信の動画も見られます!>





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