洋服は【好きなもの着る派】VS【似合うものを着る派】どちらが正解なのか考えてみた|ファッション研究室
もしかしたら、ずっと悩まされ続けている人もいるかもしれないこのテーマ。
洋服を着るときの選択基準は【好きなものを着る】もしくは【似合うものを着る】かどうか。
どちらが正しいのか、考えてみた。
さあ、これを読んでるみなさんはどっち派?
好きなものを着る派の特徴
好きなものを着る派の人の意見をまとめてみると
・洋服は自己表現のひとつだから好きなものを着たい
・好きな洋服を着るとモチベーションが上がる
・そもそも似合う洋服がわからないので好きなものを着ている
といった感じだ。
高校生を卒業したすぐの頃は
「自己表現のひとつだから好きなものを着たい!」
と言っていた友人も多かった気がする。
学校生活の中で全員同じ『制服』に身を包んでいたからこそ、反発心もあったのかもしれない。
もちろん大人になってからも、好きなものしか着たくない!と言っている人も多い。
ただし、大人になればなるほど、そもそも似合う洋服がわからないので好きなものを着ているという人も多かったりする。
似合うものを着る派の特徴
続いて似合うものを着る派の意見は
・似合うものを着ている方が周りからの印象が良い
・似合う服を着ている方がスタイル良く見える
・似合うものを着ていれば余程のことがない限り、ハズレがない
といった感じ。
好きなものを着る派に比べて、他人の目線を気にしているようにも見えるが、周りから見たときの自分がよりよく見えることで、
自分自身も気分良く過ごせると感覚的に感じ取っているのかもしれない。
ちなみに、わたしは似合うものを着たい派。
実は他人に言えないような体重と体脂肪率を、似合う服を着ることでスタイルアップさせ、うまくごまかしているのである。(ここだけの秘密)
好きなものを着て成功した有名人と失敗した有名人
わたしが毎週日曜日に配信している『女性経営者のための淡麗女子研究室』でも話題になった話。
その時の動画はこちらから
そのときに好きな服を着て、成功した有名人と失敗している有名人がいることに気付いたのだ。
例えば成功したのは【きゃりーぱみゅぱみゅ】ちゃん。
《出典》KPP 2014 JAPAN ARENA TOUR きゃりーぱみゅぱみゅのからふるぱにっくTOY BOX [DVD]
彼女は好きなものを突き詰めていくことで、独自の世界観を作り、ファンを獲得した。
彼女の着る洋服は、一般人には着れないような奇抜なものも多いが、『好き』を大事にしている人の心に刺さったと思う。
逆に失敗したのは【三船美佳】さん。
《出典》三船美佳オフィシャルブログ「Mikan」
とても素敵な方なんだけど、彼女が好きであろう尖ったイメージの洋服は彼女には残念ながら似合っていない。
カラフルで多色使いな洋服や、一時期はロックテイストな洋服も着ていたが、なんだかしっくりこない。
彼女のはっきりした美人な顔立ちにはシックな洋服の方が似合うと思う。
似合うものを着て成功した有名人と失敗した有名人
では逆に似合うものを着て成功した有名人をあげてみよう。
わたしは【梨花】さんだと思っている。
↑以前の梨花さん
《出典》SWEET 2007年1月号 宝島社
↑似合う服に変わった梨花さん
《出典》BAILA 2015年3月号 集英社
彼女は昔、フリルやレース、リボンなどの可愛いモチーフが使われた洋服をよく着ていた。似合う服を知るための診断、骨格診断で言うところの『ウェーブ型』と呼ばれる人たちが似合うテイストである。
しかし、出産を経て今の梨花さんといえば、カジュアルなデニムにシンプルなシャツだけでも十分に様になる。これは『ナチュラル型』と呼ばれる人たちが似合うテイスト。梨花さんの骨格はこれなのだ。
自分の『似合う』をわかってからの梨花さんは、ますます人気が高くなっている。
じゃあ、似合う服を着ている人はみんな成功か?!と言うとそうでもない。
元モーニング娘。の【中澤裕子】さんは残念ながら失敗。
↑以前の中澤さん
《出典》モーニング娘。ハッピーサマーウェディング[CD] 発売元ZETIMA
↑最近の中澤さん
《出典》中澤裕子 二人暮らし[CD] 発売元ZETIMA
アイドル時代は、彼女には不釣合いのフリフリとした衣装を着ていることも多かったが、ソロになってからはシンプルな年相応な衣装がほとんど。
今の方が似合っているように見えるのだが、以前ほどの輝きはなく、テレビでの存在感が薄くなった気がする。
アイドル時代の、あの違和感さえ感じる衣装が、彼女にインパクトを与えていたのだ。
【結論】どっちの服を着ればいいの?
こうなってくると、どっちを着ればいいのかわからなくなってしまう。
じゃあ少し深掘りしてみよう!
成功した人と失敗した人と違う点は一体何なのか?
それは
『自分を理解していたかどうか』
ということだと思う。
似合わない服でも、それで違和感や引っ掛かりを作ることで、自分を表現している人もいる。
『自分は目立たないからこそ、目立つようにしよう!』
や
『無理をしていない自分らしい姿の方が、わたしを表現できる!』
という、自己理解があるからこそ、選ぶ洋服が変わってくるのだ。
単純に【好き】や【似合う】だけで話をまとめるのではなく、自分はどういう自分でありたいのか、自分の特徴は何なのかを理解することで、選ぶものは人それぞれになる。
これが結論だ。
そう、自己理解の深さで、身にまとうものが変わり、その人の存在感に影響していくのではないだろうか?
そんな話を踏まえつつ、どっちの服を選ぶのか、みなさんの意見も聞いてみたい。
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