立ち上がる事業vs立ち上げる事業;MBA perspective vol,2
「事業立ち上げ」とか、「立ち上げフェーズで」とか、スタートアップの会社さんから事業概要を聞くと、何分かに1度はこの言葉を聞いているような錯覚をしていまします。
こんな感じで、私の本業では、クライアントの事業を「立ち上げる」お手伝いをさせてもらっています。
いつまでに、どんな事業を、どのぐらいの売上規模にするかを計画して、事業戦略作ったり、売り物作ったり、人材を組織したりと、せっせとひとつづつ形にしていきます。
まるで「ものづくり」のように事業を立ち上げていく。
このような仕事を続けていると、ふと顧問先のクライアントに、事業という無形商材を最終的には納品しているような感覚になるときがあります。
クライアントがイメージしている世界観の事業が、利益を産み続ける事業として成立させること。これをアドバイスベースで関わるか、実際一緒にやっていくのかの違いで仕事をしています。
9割の事業は失敗するというが
それは、支出が収入を上回る事業をするから失敗する(当たり前w)
やはり無理に事業を立ち上げようとするから、そうなっちゃいますよねぇ。社長さんが思い描く世界観を実現しようとして、、とか、市場に求められていない事業を作ると、存続していける事業として成立しないんですよ。
確かにお金があれば事業は必ず作れます。投資なんか受けちゃうとそのお金を使って収益事業を生み出さないといけません。ビジネスモデルと人がいれば事業は完成しちゃうものだから、さっさと「これやろう」ってなって、「採用しちゃおう」ってなるんです。お金使えるから。
しかし、その事業がキャッシュ切らすことなく持続可能な状態を保ち続けることができるかは別問題です。
そうです。キャッシュフローが正常であれば事業はもちろん成功しています。一円でも出ていくお金より入ってくるお金が多ければその事業は成功といえます。ここまで突き詰めて考えると事業を成功させることはそんなに難しいことじゃない。
結局、その基本原則をブレないようにしておけば、少なくとも失敗せずに済む事業を立ち上げることはできるわけです。
これが本業で携わっているお仕事のお話です。
立ち上がる事業を育てる
今回お伝えしていこうとしている「起業」してみようシリーズでは、上記のような事業を立ち上げるのではなく、いわば、子育てのように、子供が自分で育っていくように、事業が自ら立ち上がっていくような起業の仕方をしてみようと考えています。バカですね。完全に楽しんでるだけですね笑
何がしたいのか?
それは、僕が実現したい世界観なのですが、
”ボーダレスな暮らしができる世界を” を実現することです。
もう少し具体化すると、国境があることにより制限されてしまっている暮らしから開放されて、グローバルな環境で生活ができる人を1人でも増やしていくことを事業化していきたいと考えています。
次回は、その事業のタネ(ネタ?)のお話です。
最後まで読んでいただきありがとうございました。
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