ヤドカリ放浪記2011〜飛騨街道編〜
5月27日
AM4:19
合掌の宿一茶
人の気配で目覚めた卯の刻六ツ
庭に流れる水の音が気になり二度寝出来ない俺
暫くケータイを弄って時間を潰す
AM7:00
六時過ぎになんとか眠れ、一時間ほど夢うつつ状態
白川郷独特な静けさの中、水路に流される水の音が聴こえる
そのまま布団の中で清らかな水が奏でる音を聴き朝を迎える
もう少し寝てようと思ったが雨戸を開ける音やら何やらでスッカリ目が覚める
やがて朝食の時間になり、また女将さんの掛け声と共に囲炉裏部屋に宿泊客が集まる
AM7:30
朝食
朝食の献立は自家精米のコシヒカリに自家製味噌を使った味噌汁
いりこと桜えびの佃煮・カボチャ煮・切り干し大根の盛り合わせ
ひじきとわらびの和え物の小鉢
山菜のおひたし
漬物と味付け海苔
そして朴葉味噌
えのき・なすび・ネギを乗せた岐阜名物だ
どれも素朴な料理だけど炊きたて艶々のコシヒカリのご飯にはピッタリで三杯もお代わりしたくらいだ
食後にはコーヒーも用意してくれてユックリと朝を過ごす
部屋に戻り、雨戸が開いた縁側に出て雨の止んだ空を見渡す
うん良い天気だ
梅雨入り前の最後の快晴だろうか
快晴の下、チェックアウトまでのんびりと過ごす
しかし既に布団は片付けられており三度寝のチャンスを逃す…orz
ヒョウは白川郷で買った葉書を書く
でも葉書を書き終えた所でチェックアウトすると言い出したヒョウ
せっかくだからギリギリの十時前までは留まりたかったのにな(´;ω;`)ブワッ
八時半を過ぎた頃、女将さんの元へ行き、宿泊のお礼と会計をする
お互い何度もありがとうございましたと言い、お互いに何度も頭を下げる
女将さんは最後まで丁寧に、そして優しい笑顔で見送ってくれた
出来る事ならもっと女将さんとご主人とふれあいたかったな
世界遺産の地・白川郷でお世話になった宿合掌の宿 一茶
とても楽しく贅沢な時間を過ごさせてもらいました
また訪れる事があればぜひ泊まりたい宿です
それはきっと女将さんが優しい笑顔で出迎えてくれるから…
AM9:22
鳩谷ダム
国道156号線を南下中、ダムを放流している所に出くわせ、思わずヤドカリを停めて記念撮影
なんか豪快な放流に心を奪われた一時でした♪
AM10:20
明智ゴルフ倶楽部
荘川ゴルフ場
国道156号線を南下中、ゴルフ場入口に咲く芝桜に出くわす
もう桜のシーズンでもなかろうに、でもこの辺りは今が見頃なのかな
AM10:29
道の駅大日岳
前年も立ち寄ったが、ただラーメン屋が道の駅化した感じの道の駅
でもネットが繋がるのでしばし休息
AM11:52
湯の平温泉
温泉雑誌を使って入浴
余り期待してなかったが、ぬっるぬるのローション湯
露天風呂の奥で仁王立ちすれば滝も観られる開放感溢れる温泉
でも奥に行き過ぎ、誰かが吐いた痰を踏んだのは此処だけの話…
こんな所に痰吐くなよー
PM0:48
バロー白鳥店
国道156号線沿いにあるスーパーマーケット
確か昨年も此処で買い物をして福井県大野市の方へ流れて行ったんだな
懐かしいや(´ω`*)
PM1:23
道の駅古今伝授の里やまと
食品サンプルのストラップやキーホルダー等が売っている道の駅
サンプル品の加工体験も出来る
併設しているやまと温泉から引いた源泉で足湯ことといの湯が無料で楽しめる
しかも結構立派な作りで誰も居なかったらそのまま全身浴したいくらいだったw
PM2:49
道の駅和良
国道156号線から国道256号線に入ってクネクネと坂道を登り切った先にある少々素朴な道の駅
長寿だんごなる名物が売っていたが、ヒョウ後ろ髪を引かれる思いで購入を断念するw
PM3:05
蛇穴
道の駅から徒歩十分とあったから寄ってみた
鍾乳洞の延長らしく奥はどこぞの観光用の鍾乳洞に繋がっているらしい
鍾乳洞から湧く湧水は岐阜県名水50泉に選定されている
併し汲める様に整備はされておらず、地元の方が畑などに利用している
さぞ美味しい作物が出来るんだろうな
PM3:22
念興寺
鬼の首が安置されていると言うので見学に向かう
だけど見学は土日だけだと…orz
残念でした
まぁ〜道の駅和良で写真が貼られていたのを観たから別に良いけどね
でもこれって鬼の首じゃなくて鬼の頭だよね
因みに大分県宇佐市に安置されている鬼のミイラより全然カッコいいと思ったのは此処だけの話(≧b≦)
PM4:28
下呂温泉
草津温泉・有馬温泉に並ぶ日本三名泉の一つ
岐阜に入ると何故か立ち寄りたくなる名湯だ♪
PM4:31
墳泉池
下呂温泉のシンボルとも言える無料丸見え露天風呂
現在では水着が着用が義務付けられている少し残念な温泉
でも今回は此処には浸からず温泉街へと繰り出すのだ
橋の上から見物しただけなのだ
PM4:33
桜苑
駅近くにある土産屋
土産のお菓子の試食がいっぱいある天国な様な店である
少し物色してから店を出る
PM4:36
ヤマカワ招猫店
その向かい側にある大きな招き猫が目印の土産屋
さるぼぼから朴葉味噌など大抵の岐阜名物は買えるんじゃないかな?
酒もタップリ売っている♪
PM4:46
しらさぎ横丁
駅前から橋を渡って温泉街へ
さるぼぼはうすを皮切りに土産屋が並ぶ、横丁にさるぼぼを七福神に見立てたさるぼぼ七福神社がある
巨大さるぼぼ七福神が並び、さるぼぼ黄金足湯には黄金の船に乗るさるぼぼ七福神の姿が!
話のタネに一度は訪れて欲しいスポットだ
PM4:51
下呂ロイヤルホテル雅亭
さて湯めぐり手形湯名人を使い、どこの温泉に浸からそうかと思っていたらあった宿
二十時まで利用出来るとあったので入ろうとしたら手形利用のお客様十八時からと…
酷くなぁ〜い(≧ω≦)
PM4:58
白鷺の湯
そのまま湯の街通りをブラブラ歩いて着いた外湯の一つ
此処には日本三名泉発祥碑が建っているので記念撮影だけ済まし、また散策に出る
PM5:00
小川屋
『外来入浴二十時まで』と書いてあったので、いざ入ろうとしたら小さく『湯めぐり手形の方は十五時まで』と差別的扱い
現金じゃない奴はダメ〜的な
全く使えねーな湯めぐり手形
黒川温泉みたいに時間を統一しろよ!
PM5:01
下呂温泉旅館会館
此処で入浴時間が書いてあるマップを入手
調べていたら此処の仕事上がりのおっちゃんが一緒に調べてくれて「山形屋が良いよ」と薦めてくれた
おっちゃんにお礼を言って温泉を目指す
でも一生懸命説明してくれていたが息が臭くて俺は口で息をして悪臭を回避していたのは此処だけの話w
PM5:04
ホテル下呂館
前を通りがかったら今まさに手形入浴タイム
せっかくおっちゃんが薦めてくれた旅館には行かず此処に決めた酷い俺達
受付を済まし、ヒョウを見送る俺
そしてロビーで待つ
しばしヒョウを待つ
PM5:36
ヒョウ温泉から上がる
これで日本三名泉すべての温泉に浸かったヒョウ
下手な日本人より日本を行き尽くしてますw
ヒョウに下呂温泉の感想を聞くと、どうやら昼間に入った湯の平温泉の方がお湯は良かったとの事…
概念だけで縛られないヒョウ
素敵過ぎますw
PM6:30
道の駅飛騨街道なぎさ
腹ペコペコです(+ω+)
早速調理開始!
水菜(78円)もやし(19円)豆腐(28円)豚細切れ肉(g78円)で格安鍋♪
出汁は天橋立で貰った、いりこで取った格安鍋
少し足りないかなぁ〜と思ったけど結構ボリュームがあったw
米を食べ終わると飛騨やんちゃ男酒を呑みながら鍋つつく俺
案外車の流れが激しくて煩い道の駅だが気にせず鍋をつつく
そんな各地が続々と梅雨入りした日の夜
そんな飛騨街道をグルッと周った一日
あれ?
道の駅と温泉しか巡ってないや(´・ω・`)