"それ"について
昨日実は記事を途中まで書いたのに、更新しませんでした
書いているのに肝心なことは書けない自分に少しイライラしていました
友達にもあまり口に出すのは気が引けてしまうような事でしたから
かといってそれを聞いた人は多分
「ん?なんだそんな事かぁ」
と言うのが想像つくのです
僕もなんでこんな事を言えないんだろうと思うような事です
そんな事を昨日一日考えて
今日思った事があるのです
多分これは
人間なら誰もが感じている事だということです
それを口に出すような野暮な事はしない
これは人間の暗黙の了解というやつなのでしょう。
生きているといろんな事がありますが、結局根底にある問題はいつも'それ'なのですきっと
自分の中にある'それ'、が問題をピックアップして自分が'それ'を問題として取り上げているんじゃ無いでしょうか?
"人に打ち明けられなかったところに人の本音がある"
昔本を読んでいた時にこの言葉が目に飛んできて、今でもふと思い出します
この言葉は鋭く"それ"を言い当てているでしょう
これだけSNSなどのネットが普及していろんな情報を手にしたり、いろんな事を発信できる社会になったのに
人間の暗黙の了解は変わらない
むしろ本音を出せないことへの憤りや焦りが浮き彫りになり、敷いては"それ"は余計に心の奥底へと押し込められていくような息苦しさを感じます
僕はあまりSNSというものにのめり込まないアナログ人間です、人間らしく生きたいと思っている人間ですから、ネットに振り回されることはないのですが
周りの人を見ているとそれを切に感じるのです
僕が中学3年生の頃だったでしょうか?
凄く可愛らしい話なのですが
今では小学生でも自分の携帯を持っていると思いますが、僕の頃は中学校の同じ学年に何人か携帯を持っている人がいるだけでした
そんな僕もついに携帯を手にしました
ガラケーです
学校で友達と話し、気になる女の子にもなんとか話しかけてキャッキャしていた僕が
ついに気になる女の子のメールアドレスを手にしてからです
学校で話しかける勇気が逆に無くなっていってしまいました、メールでのやり取りから実際に会って話すという事へ踏み込むのが少し怖く感じてしまいました
それがきっかけで、あくまでも直接会って話すという事が僕の中ではとても大切に思えました
周りではメールで告白したという友人も何人かいました
学校では話さないけれど一緒に帰る約束はしているというのです
なんとも不思議なことに思えました
今思えば遥か昔、遠い昔の子供時代の話なので初々しいと思うばかりなのですが。笑
それから時代も変わり、今ではみんなもネットとの付き合いがうんと上手くなっている時代です
なのにです
人間の暗黙の了解は変わらずです
僕はそれがとても嬉しくもあるのです
人間味というやつです
人間の本音は隠れているから本音なんですね
隠れているから、滲み出てくる
まさに味なんですね
言葉や行動ではそれを示さなくとも、こういう人なんだとジワーッと感じたりします
いい意味でも悪い意味でもです
僕の生きる原動力である芸術も
偶然にも人間の暗黙の了解に似た部分があります、多分、=(イコール)なのではないだろうかと思われます
絵からその人柄がにじみ出します
そういう人間味、その人らしさが芸術の個性に直結しているはずです
僕の人間味とはなんなのか?
表面的には何かを誤魔化して生きていますが内面は誤魔化せない
自分でそれをつかむ事が出来ずに死ぬのはどうしても我慢なりません
画家として、それをしっかり掴んでみたいものです
そしてそれを描くことができたなら画家として多少の自信には繋がるのではないでしょうか?
僕は自分を霧のかかった人間のように感じます
霧散してしまう恐怖
芸術がそれをなんとか人の形にとどめてくれているような気がします
誰かに僕の芸術を認めてもらいたいという思いも確かにあります
しかし、認めておりもらえたら満たされるのか?というとどうもそれだけじゃないのです
自分がそれに満足いくとは思えないのです
自分がなぜ絵を描いているのか?
自分が描いた絵に感動したいのではないだろうか?
僕が好きな画家たちの絵画を見て感動し、自分の人生を左右してしまったほどに、自分の絵にもそういう感動をしたいのでしょう
自己満じゃダメだとよく言われます
かといって僕は、自分が満足できないものも嫌です
みんなに好かれるような絵も難しいでしょう
じゃー100人が僕の絵を良いといったら?
20人じゃダメ?
何人に好かれたらみんなはいい絵だと思うのでしょうか?
どうであれ、自分がそれに満足できなければ納得はできないでしょう!
自分が良いと思った絵を、世界のどこかの一人が良い。と思ってくれたらそれ以上のことは無いのです
僕は画家になることが夢なのですが
これはもう夢じゃないのです
夢追いじゃないのです
僕はもう画家ですからね
そして画家としてやりたい事が実はあるのです。
その一つが、小説家になりたい人が僕の絵を見て良いと思い、僕もその人の感性に惚れ、その人が本を出す時に僕の絵でその本の装丁をして欲しいと思ってくれる事です
こんなに嬉しいことはありません
僕は本の装丁をしたいです。
もう一つ、これは僕が死ぬまでに一度でいいから叶えたいこなのですが
それは次の記事で紹介させてもらいます。
よろしくお願いいたします😌🙏
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