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Air Pods Pro2を2台つぶした。これをいい機会に耳断食しようと思う。

今朝、充電器の蓋を開く。本体が入っていないことに気づく。
「はいはい、ジャケットの中ね。…あれ、じゃあジャージの中か。洗濯物は…あ、洗濯始まってる…!!カラカラ言ってる!!マズイ!!」

これで2台目。8万円をドブに捨てた。


朝からうんざりする。本当に。

もう全部いやになりそうだったので、今回の記事は筆記療法として垂れ流させていただきます。

これはもう再発防止とか、無理だと思う。1度目を経験したあと、本当に注意していたのに、このザマだから。

自分の性格上、きっちりかっちり物の場所を決めておくことはできないです。自分歴31年目なので、よく分かっている。厳密にはかなり努力すれば出来るとは思うが、airpodsレベルの損失では根本的な意識改革までには至らないんだと思う。いやデカいんだけどね。

だから僕はこの出来事を生活スタイルの変化に利用しようと思います。耳断食始めっぞ!


完全ワイヤレスイヤホンを手にして、早7年。


僕が初めて購入した完全ワイヤレスイヤホンは、sonyのwf-1000xでした。
ケーズデンキにふらっと立ち寄って、「お、ええやん!」と思ってサクッと購入した記憶があります。

使ってみると、世界が変わるレベルで便利。とても感動したのを覚えています。

その頃から暇な時間さえあれば、ワイヤレスイヤホンを取り出して耳につけては、YouTubeを画面を見ずに再生したり、Podcastを聴き漁ったり、オーディブルを聴いたりと、耳によるコンテンツ消費が激増しました。

というか今思えばこの頃から、完全ワイヤレスイヤホンはwf-1000x→wf-1000xM3→airpods pro→airpods pro2と何度も買い替えているのに、洗濯事故はairpods pro2だけでした。しかも短期間に2回も。これは何かのメッセージでしょう?完全に。笑


マルチタスクの常態化が、今この瞬間を生きることを阻んでいる!


今回の事故を無理やり教訓めいたものに落とし込もうとした時に真っ先に思い浮かんだのはこれでした。


耳で学習するのは効率がいいと思います。これは間違いない。

オーディブルを聴きながら散歩したり、筋トレの休憩時間にモチベーションの上がる情報発信に触れたりと、僕もさまざまな恩恵を受けてきました。


しかし!そこには耳学習の罠があります(今思えば)。


役に立つ情報、好奇心をそそる情報、知っておくと差がつく情報なんてのは、世の中にごまんと存在します。耳学習の効率の良さは、インプットの限界を押し広げてくれる一方で、今目の前に広がっている世界という貴重な一次情報にマインドフルであるという姿勢を大きく損なう原因になるのです(今思えば)!!!

日々の暮らしの中で、
・なんだか気ぜわしい感覚がある
・何をやっても退屈感があり、コンテンツ間を反復横跳びしてしまう
・1日が終わる時に、今日はどんなことをしたのかうまく思い出せない

こんな感覚がある方、要注意です。
マルチタスクによる時間汚染が発生している可能性が高いでしょう。

最良の敵は良である。

スティーブン・R・コヴィー


名著『7つの習慣』の著者、コヴィー氏もこう言っています。


スキマ時間で学習しようと、スマホを取り出して役に立ちそうなコンテンツを探すこと。これは果たして、僕の生活の質を高めていただろうか?

今回の出来事は、僕の心の奥底に眠っていたこの深い問いを呼び覚ましてくれたと思います。

いや、そう思わんとやってられんよ。マジで。

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