幼児用教材パッケージイラスト＆デザイン
幼年教育出版株式会社さんが出版されている子どもの論理的思考を育てる教材「ファーストシリーズ」かずあそび1と2のパッケージデザインを制作しました。
ファーストシリーズは、 J.ピアジェ博士が監修された世界唯一の教材。子どもたちがいま持っている力を思いきり発揮できる[活動の場]であり、 子どもの世界を大きく広げる[経験の場]となることを目的として、何より[あそび]を重視して編集されています。ファーストシリーズを通して子どもたちは、まだ自分の知らない世界に出会って目を輝かせ、力いっぱいあそびながら自らを創りだし、一人ひとりの個性に応じて大きく伸びていきます。シート形式ですから、新しい単元を開くたびにつねに新鮮な世界が広がります。 また、おかたづけ袋に教材を入れて持ち帰ることにより、 園での活動を報告できますので、ご家庭にも安心していただけます。
《かずあそび》シリーズはお子さまが数の概念を獲得するための「対応」「分類」「系列」などの操作的活動を楽しいあそびを通して経験できるように編集されています。
ことばやかずの本質的な意味を理解し、判断する土台をつくることが「あそびシリーズ」のねらいで、50年以上にわたり改訂をくり返しながらお子さまの思考力を育まれてきた歴史ある教材です。
今回その長年に渡って皆さんに親しまれ使用されていたパッケージイラストを変える、という事でイラストレーターの中川学さんに依頼。以前のパッケージイラストにも愛着を持たれている事も踏まえ、雰囲気も少し残しつつ担当者さんとも一緒にあれこれと考えながら制作しました。
《かずあそび１》は、お花、植物自体が持つカタチ、また花びらや葉脈の数の違いの不思議、自然の神秘、面白さを伝える またその際はできるだけもののカタチや数を忠実に描く事で、デェフォルメの中にリアルさを残しています。また子どもたちがお花を持ったり、花びらに乗ったりして楽しく遊ぶ様子を描き、表裏でひとつの物語、世界観になる遊び心あるイラスト、デザインにしています。
表紙
（仕上がりサイズ：各A4）
あさがおは五角形、たんぽぽは円グラフのようにもなっています
《かずあそび2》は、ひとつのものを切る、分ける事でもののかずやカタチが変わる不思議、見た目と中身の違いやその面白さを伝えています。
子どもたちがくだものを運んだり切ったりしている様子を描き、表裏でひとつの物語、世界観になる遊び心あるイラスト、デザインにしています。
この教材は幼稚園・保育園・認定こども園での保育でお使いいただくものです。なので、書店ではお取り扱いしていません。もしお子さんが通っている幼稚園などでお見かけした時には見たよ！と教えていただけたら嬉しいです(*^^*)
また幼児教育、教材や園に関わる制作物など、ご興味ある方はぜひ幼年教育出版株式会社さんまでお問い合わせください。
中川さん、担当の柿本さん、本当にありがとうございました！！(*^^*)
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