◆「人間の目的は自己のナルシシズムを克服することだ、と。この原理がもっとも根本的なところから表現されているのは、仏教においてだろう」(エーリッヒ・フロム(渡会圭子訳)『悪について』118頁,ちくま学芸文庫)。

個人と集団それぞれについて、ナルシシズムと現実との関係が分析される。

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