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『脳を最適化すれば能力は2倍になる』を読んで

能力が2倍になる。
この言葉に胸が躍りました。

私が尊敬する樺沢紫苑先生が書かれた
「脳を最適化すれば能力が2倍になる」
というタイトルの本書。

少し大げさではないかと思う文言ですが
アプトプット大全など多くのベストセラーを
出された樺沢紫苑先生の本ならタイトルに
嘘偽りはないはずです。

私はドキドキしながら本書をめくりました。

私には「ライターになりたい」という
夢があります。
こうやって文章を書くこともライターの
一端なのかもしれませんが、
私の場合は文章で生計を立てるぐらいの
ライターを目指しているのです。

しかし、どうにも仕事がうまく先に進みません。
その原因を解くカギが本書の中にあるのでは
ないかと、私は思ったのです。

そして目次を見て、その解決の糸口となるような
ヒントがありそうな項目を探ってみました。

その結果、『ドーパミン仕事術』にその答えが
集約されている事に気がついたのです。



【ステップ1】明確な目標を設定する

私はライターを目指すにあたり、
次のような目標を掲げていました。

「年内にプロライターになる!」

プロとはいわゆるその道で
生計を立てている者を指します。
私の究極目標です。
しかし、ここから間違えていました。
そう。目標が高すぎたのです。

やる気を出させる源の脳内物質は
『ドーパミン』であると
本書には記されています。

しかし、目標が達成されないと
ドーパミンは分泌されません。

私は最初の目標が高すぎて
いつまで立っても目標達成が見えず
やる気が継続しない状況におちいっていたのです。

では、どうすればよいのか。

「短期間で実現可能な目標を立てて、
その実現を繰り返すことで
大きな目標を達成する」

これが、ドーパミンのサイクルを回して
やる気を継続させる方法だったのです。



【ステップ2】目標を達成した自分をイメージする

私が短期的な目標を掲げるなら、
まずは「継続案件を取る」ところからだと考えました。

もちろん、それは大きな目標への経過として
考えていましたが、経過ではなく『目標』
にしていないからいつまで立っても
先に進めていないことに気が付いたのです。

基本的にライターは若い人のほうが好まれます。
それが女性なら、なお好まれます。

若い女性がなぜ好まれるかというと、
文章がやさしくて柔らかいからです。
だから、周囲を見ていると主婦の副業ライター
が体感的に多く感じます。

逆にもっとも忌み嫌われるのが、
ライター未経験の中高年男性です。

理由は「文章が堅苦しい」ことが挙げられます。

やさしくて柔らかい文章の記事と
堅苦しい言い回しの多い文章の記事では
どちらを読みたいでしょうか?

言わずもがな、前者のほうですよね。

私は今年ちょうど50歳になりました。
ライター業は未経験です。
つまり、そのステータスだけで
忌み嫌われる条件に該当するのです。
だから仕事に応募しても基本、門前払いです。
実際に私は今もって仕事がなかなか取れません。

では、どうすればよいのでしょうか?

自分が実際は読みやすい文章を書くことを
クライアントに示すしかないのです。
そのために私は自分の文章を
見てもらうためのブログを立ち上げました。

そのブログはnoteやアメブロのような
既成サイトのものではなく、
サーバーを借りてワードプレスで作る
オリジナルのブログです。

一応、noteブログを持ってはいるのですが、
なぜ別にオリジナルブログを作るかというと
プライベートな自己開示が多く
商業的なポートフォリオには向かない
内容のブログであることと、
将来的にブログ収入も得ることを
考えると、オリジナルブログを
新たに立ち上げたほうが良いからです。

そこまでの計画は進行していたのですが、
ブログの作成に難航して
そこで手がストップしております。

単純に煮詰まってしまっている
ということもありますが、
立ち上げたあとをイメージできていないから
ドーパミンも出ずに
なかなか次の行動に移せていないのです。

そこで、本書を手本にして次のような
目標達成までのイメージをしてみました。

①    自分のブログのトップページ
②    アップする記事の構成、内容などの詳細
③    記事の閲覧回数が増えていく様子
④    ブログの広告収入が入金された銀行通帳
⑤    ブログを見てクライアントから仕事のオファーが来る
⑥    自分の記事が定期的に掲載されている様子

③④は少し難易度が
高いかもしれませんが、
閲覧回数は1回から10回まででも
増えたことになりますし、
広告収入は1円でもよいわけです。
そう考えるとそんなに難しくないと思います。

今までまったくイメージして
いなかったことを羅列すると
それだけで、少しやる気が湧いてきました。
これで1割は現実に変わったかもしれません。



【ステップ3】目標を繰り返し確認する

さて、実現までのイメージはできましたが
ただ考えただけでは空想で終わります。

さっそく本書に記されているとおり
いつでも確認できるように
①    から⑥を紙に書いて机の前に貼ってみました。

考えただけに比べて、
一段と現実味が湧いてくる感じがします。
これを毎日見ようと思います。


【ステップ4】楽しみながら実行する

私は継続が苦手です。
しかし、これは私に限らず
大多数の人が該当しているのではないでしょうか。

よく、自己啓発系の話とか聞くと
いくら良いことを教えてもみんな途中で
やめてしまう、という意見が多いからです。

どうしたら継続できるのかといえば
それは『楽しむ』ことに尽きるのでは
ないでしょうか。

私はどうしたら楽しめるのか考えました。

結論として、目に見えるような結果を
出していくことだと思ったのです。

そこで思いついたのは、
「自分のオリジナルブログに
樺沢紫苑先生の感想キャンペーンの
投稿文を載せて、最優秀賞を取る!」
という夢です。

今までは既成のブログサイトに投稿
していましたが、次の新刊のキャンペーンまでに
オリジナルブログを完成させ、
次はそこへ投稿しようと思います!
考えただけで楽しくなってきました。


本書にはまだまだ盛りだくさんの
脳の最適化方法が記されていますが、
現時点で私がやりたいことは
みつかりました。

本書を読んだ前と後では
自分のやる気能力が2倍どころか
3倍も4倍も上がった気がします。

冒頭で述べたとおり
嘘偽りがなかったことを
証明することができました。

しかし、まだまだここからです。
さらなる能力の開花に向けて
これからも努力に励もうと思います。

素晴らしい本を書いてくださった
樺沢紫苑先生に感謝いたします。


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