短歌 -ヤドリギ-
NHK短歌の第二週は俵万智さん。いつものように古の和歌に万智訳を付け解説をなさってみえました。目についたのは胸元に着けてみえた、おそらくは、宿り木を模ったブローチ。おしゃれのセンスは抜群でした。
源氏の第四十九帖「宿木」とクリスマスに幸運を呼ぶといわれているヤドリギとを兼ねているのです。
そのむかし、玄関のドアを入ったところのすぐ上にヤドリギは振ら下げられており、好きだった人とすてきな時を思い出しました。
ヤドリギのブローチゆれる万智訳に古き恋歌よみがえるとき/船橋拡光
(…だと、誰のブローチかわからないな。)