完璧主義の弊害
会社員時代に
仕事をしていて思ったことですが、
仕事の遅い人には特徴がありました。
それは、
「やたらと完璧主義」
だったんです。
ブレーキになる完璧主義
完璧を目指したらアカンの?
アカンというわけでありませんが
スピード感は落ちます。
間違いなく!
たとえば
メールの返信でも、
1つ1つのメールに
完璧な日本語を使って
丁寧な文面のメールを
作る人がいます。
わたしも40年近く会社で
サラリーマンをしていましたが、
ハッキリいって、
そこまでする必要なしです。
待っている方は
イライラ・・・です。
スピード感ある仕事を
普通に最低限、失礼のない
メールを作って返信をすれば
少しくらい
言い回しが間違ってても、
大きな問題にはなりません。
それよりも
大切なのはスピード。
待たされた挙句の完璧なメールと、
少し誤字や脱字はあるが
すぐに返信されたメールなら、
どちらが高評価か?
ビジネスの世界では
後者の方が間違いなく喜ばれます。
そもそも、
メールの返信が遅い人は
「メール返信は時間をかけてしっかり書く」
という考えがあります。
時間を確保してから
メール作成にとりかかるので、
なおさら、仕事が遅くなります。
会社では、後輩たちに
「丁寧にやることは大事、
でも必要以上に完璧を目指したらアカン」
とよく言いました。
8割と2割、同じ時間が必要?
どこかで聞いた話ですが、
仕事を8割まで完成させる時間と、
残りの2割を完璧に仕上げる時間は
同等と言われています。
つまり、
その仕事を8割終わらせるために
20分が必要だとしたら、
残りの2割を仕上げるためにも
また20分が必要になります。
合計で40分も
かかってしまうことになります。
たしかに、
職場や職種によっては
常に100点満点の完璧な作業を
求められることもありますが、
ほとんどの仕事においては
「完璧主義よりもスピード重視」
が求められています。
なので、
8割仕上がったら出す!です。
完璧な回答が必要な依頼なら、
事前に打ち合わせや、会議が
行われると思いますよ。
心当たりのある人は
「迅速に仕事をした方が喜ばれる」
ということを意識してみよう。
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