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マインドフルネスコーチに転身してみて理学療法士の資格・キャリアは武器になるのか?
37歳で理学療法士とて働いていた病院を退職し、はや10年。
現在は、マインドフルネスやヨガレッスン指導、
パーソナルコーチとして活動しています。
病院を退職してこの10年、自分のキャリアを考える機会が何度もありました。
せっかくとった資格だし、活かさないと勿体無いよなあと思う一方で
今の自分が進みたい方向を優先してみようと思ったり、
迷うことも何度もありました。
そんなこんなで、周りに支えてもらいながら今に至りますが、
自分のキャリアである理学療法士の資格や経験が、
現在のキャリアにどのように活かせているかをまとめてみました。
キャリアをどう役立てるか?
の参考意見の一つとして読んでいただけると嬉しいです。
結論としては
キャリアはこだわらなければ活かせる。
と思っています。
僕は理学療法士として病院や訪問リハビリの現場で働いていました。
この時は、本当に楽しかったし、理学療法士という仕事に誇りも持っていました。
仕事内容は、主に怪我や病気になった方が歩いたり、動いたりできるように身体面での治療に関わることです。
なので、理学療法士って身体の専門家というイメージを持たれる方が多くて
自分もそう認識していました。
実は、この認識が迷いや悩みの原因にあって、
身体の専門家であることを活かさなければという思いが強すぎたように思います。
現在、マインドフルネスやヨガ、そしてコーチとして活動すると、
周りから見ると、全く違うことをしているように思われます。
僕自身も、そう思っていて
自分のことをやりたいことが定まらない奴と思っていました。
でも、理学療法士の時から今まで共通している関心事があることに気づいたんです。
それは、「人生をどう生きるか?」をサポートしたいという事です。
理学療法士の時は、怪我や病気の患者さんが
今後の人生をどう生きるか?をサポートしてきましたし、
今もマインドフルネスやヨガ、コーチングも
クライアントさんが「人生をどう生きるか?」を違う形でサポートさえていただいています。
結局、根本の関心事は変わらない。
このことに気づいてから、身体の専門家というこだわりは一気になくなったんです。た
せっかくとった資格を生かさないとと
理学療法士の専門知識をどう活かすか?を常に考えていた時は、
身体の専門家としてどうキャリアに活かすかにこだわっていました。
すると、アイデアの幅が狭くなったり、
辞めてしまった後ろめたさのような感覚が出てきてしまっていました。
さらに結果として、理学療法士としての知識やスキルは意識しなくても、いろんなところで活きていると感じます。
活かすというより、活きるという感じですね。
結局、やっていることが変わったとしても
自分の中ではつながる、共通している関心事があるんじゃないかと思うんです。
僕の場合は「人生をどう生きるか?」
というざっくりと大きなテーマですけれど。
そのつながりを意識できると
知識や経験は自然と活きるように思います。
むしろ、前職のキャリアや専門性にこだわりすぎると
なんで辞めたんだろう?という気持ちも湧いてきます。
だから、前職の資格やキャリアはこだわらなければ、自然と活かせると思います。
これは余談になりますが、
プロフィール欄に”理学療法士”と資格名を書いておくと、
それを見て、理学療法士を始めとした医療・介護関係者の方からのお問い合わせが多くいただけるように感じています。
ここは、意外とキャリアが活きているところかもしれません。
転職や学び直しで、全く違う仕事にチャレンジされる方も
キャリア自体にはこだわらずに、自分の関心事に意識を向けてみるといいんじゃないかなあと思います。
そして、前職の資格やキャリアは、プロフィールに書いておくのも密かにオススメです。