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心に残るRPG 平成最高のゲーム ニーアオートマタ ゲームの感想 ネタバレなし

今年も残すところあと1か月
数えてみると約30本のゲームをクリアしていた。
本作はその中で最もお気に入りのゲームの一つになった。
尚、私は前作ニーアレプリカントは未プレイかつ初ヨコオ作品

きっかけはファミ通の『平成のベストゲーム』という企画だった。
そこで20代読者の1位に選ばれていたのが本作。2位はゼルダの伝説BotW
正直「あのゼルダより上なんてことがあるの?」と思った。
そこで、これはやらねばなるまい!!となったわけだ。

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1位以外はプレイ済みだった😂
ちなみに全世代での1位はクロノトリガー
RPG強し!!

クリアした率直な感想として
このゲームが平成No1ソフトに選ばれていることに異論なし!
名作中の名作だった。

ちなみに年末年始には私の今年プレイしたゲームのランキングも発表したいと思っている😁

・良質なシナリオと奇想天外な演出

本作が何よりも優れているところは「良質なシナリオ」だと思う。

舞台設定は地球が機械生命体によって支配され、人間は月に逃亡し
そこからアンドロイドを送りこんで戦争をしているといったSFで
操作キャラはメイド服の少女と少年のアンドロイドという味の濃めの設定だが、機械生命体とアンドロイドの戦争を通して描かれる物語は大切な人を想う心人が生きていく上で最も大切なものをテーマとしており、誰しもが感情移入できる非常に普遍的な内容だった。

そして、このある種普遍的なテーマをプレイヤーに感情移入させるための奇想天外なメタ的演出が本作最大の特徴だ。
操作キャラがアンドロイドのためダメージを受けてHPが減ると
画面がチラついたり、コンピューターウィルスに汚染されるとメニュー画面などもバグったり。
他にも操作キャラがあたかも存在してるような感覚になる演出が多くあった。

私は奇想天外な演出で描かれるシナリオを堪能したあと自分なりに色々と考察したり想像したりして楽しんだ。
そのような体験がゲームの思い出として一番心に残ってたりするものだ。
平成最強のゲームに選ばれた本作は偽りなしの名作だった。

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普段ゲームなら搭載していて当然の機能である
ミニマップや目的地表示なども装備することで画面に出るようになる。

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ファストトラベルのロード画面も操作キャラの起動画面を表示している

・二人なら寂しくない。ほっこりオープンワールドゲーム

『オープンワールドあるある 主人公はだいたい一人行動』
広大なフィールドを一人で冒険していると
「こんな素晴らしい景色誰かと一緒に見たかったな~」と
ちょっぴり寂しい気持ちになることがある😥

ゼルダ伝説Botw、Death Strandhing、レッドデットリデンプション2など
名作と呼ばれるこれらのタイトルも主人公は基本一人行動だった。


本作は2Bと9Sのどちらかを操作しもう片方は一緒についてきてくれる。
機械生命体に占拠され荒廃した地球。ポストアポカリプスの世界でも二人でなら孤独を感じることもなく戦闘を楽しめた。

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二人で遊園地にも行けるよ!!

・心に残るBGM


「音楽は思い出のショートカットだ」と誰かが言った(私が勝手に言った・・)
個人的な話だが、嵐の名曲「Happiness」を聴くと中学生の運動会で急遽クラスのリレーで走ることになって、緊張しながら整列しているときの情景を思い出す。

この曲をそれ以降の日常生活で聴くことがほぼ無いのでその時の記憶が鮮明にフラッシュバックする。

ゲーム音楽はそれの最たるものだ。
みなさんもゲーム音楽を聴くとゲームのシーンを想いだすことがあると思う。

しかし、広大なフィールドでエリアの概念がないオープンワールドゲームにはBGMが環境音楽程度で耳に残らない作品が多いと感じる。

単にメロディーが弱いことやミックスのバランスの問題と言える作品もあるが、本作のサウンドトラックを聴いていると様々なシーンが想起された。つまり本作では耳残るメロディーとシーンが変わったときにしっかりとそれ用の曲を用意して演出がなされていたのだ。

今後は本作をプレイせずともこの音楽を聴けばその時の思い出が一気によみがえる。心に残るBGM達だった。

・アクションも楽しい!!

ベースはスタンダードなスラッシュアクションだが
「ポッド」と呼ばれるサブユニットがおりそこからガトリングのように弾を発射できる。これは無制限に撃てるため、敵を斬りつつさらにレティクルを動かして弾を当てるといったトリッキーな戦い方が最もダメージ効率が良い戦法になるため単純なスラッシュアクションとは違った楽しみがあった。

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果てしなくまっすぐ飛んでいくガトリングの弾は見ていて気持ちよかった

また、本作はアクションRPGだがシューティングパートやノベルパートなど他ジャンルのパートが多くありゲームプレイが単調にならず最後までアクションにも飽きがこなかった。

特にシューティングパートは随所でプレイすることになるが、横スクロール、縦スクロール、固定画面全方位型とバリエーションとても豊かでヨコオ氏のこだわりが感じられた。

・総評

ゲーマーならば特に気に入ったRPGは一度クリアしても、また最初からプレイした経験があるだろう
そして複数回クリアしたRPGはそのシナリオやキャラクターについてより深く理解することになる。

周回プレイを前提としたストーリテリングも本作の特徴の一つだ。
その結果私はこれまで様々なオープンワールドRPGをプレイしてきたが、
本作ほど物語や世界観に夢中になったタイトルは無かった。

自身の身長くらいある剣を振り回すゴスロリメイドファッションの少女と
それを姉のように慕う純真無垢な少年という構図は
日本のオタク文化の教科書のような設定でセリフもくさい部分がある。

私も最初は少し抵抗があったのだが、すぐに気にならなくなった。
プレイすれば誰でも丁寧に作られた世界に夢中になりそこに生きるアンドロイドに感情移入してしまうだろう。

そして普遍的な人間の感情をテーマとした物語が多くのプレイヤーの心に残り史上最高の傑作となったのだ。



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ちなみにこの梯子を上っているとき
ここからさらにカメラをさげると~
ここから先はぜひプレイして確かめてほしい!!
私はトロフィーをGETするために仕方なく覗き続けました😎

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