高雄 夜の街をドラゴンボートが流れてく
高雄市(たかお-し、ガオシオン-し、中国語: 高雄市、台湾語ローマ字:Ko-hiông-tshī、英語: Kaohsiung)は、台湾南部に位置する中華民国の直轄市。
頭から引用で入る今回のnoteです。天天開心。
こんばんは。台湾好きな旅のみなさんは高雄(たかお)と発音しますか?
台湾の子達はガオシオンってな感じで発音してたので、僕もそうよんでました。
そう。そんな感じ。
気持ち訛らせていただくと、もう少しタイワニーズっぽい発音になります。
ありがとうございます。それです。
これ貼っといて。いいとも!
南ですねー。あ、北(ぺぇ)から南(なん)まで来てますね。
旅の青年は、ほっておくとこの後、台湾の南端、墾丁(ケンティン)までいっちゃいますからね。
ほっとけないよ。
少し前のnoteで書いた、このフレーズ。
ちょっとスキでした。
今日の月は半月かぁ。もういくつ寝ると、満ちるぞこれ。
台湾を旅する青年の観察を続けます。
高雄 夜の街をドラゴンボートが流れてく
「歳月人を待たず」この諺の事はもう書いたかな。
本当にそう思う。どうしてこんなに早く時間が流れてしまうのだろう。
台湾で二番目にでかいとされる街、高雄に辿り着く。
電車の中からは大きな山が見えた。
新しい土地に降り立つ時の高揚感は今だに好きだ。
やけに青く澄んだ空が広がっている。
高雄の街は僕の事を待っていたみたいだ。
とにかく今日の宿まで歩く。「カウチサーフィン」でまだオープン前のバッパーに泊めてもらえる事になった。
高雄にはのんびりと五日間くらいいた。
時間は誰のものでもなくて、ただただ平等に流れていく。
バッパーに鞄を置いて蓮池潭湖畔って言う観光地へ行くことにした。
みんなも知っているかもしれない虎と龍の二つの塔が湖に浮かんでいる有名な場所。
龍虎塔には、やっぱり観光客がたくさんいた。確か、龍の口から入って、虎の口から出てくる。そうすると運がよく成るだか、なんだか。幸せになれるって台湾の友達に聞いた。
龍虎塔の見晴らし台から湖を眺める、畔には北極亭とかいくつかの見所があるみたいだ。
僕は歩いていた。
ここがどこだかもよくわからないまま、何かに背中を押されるままに。
僕は見ている、遠くの方を。青い空の方。
見えない未来が少し開けていくような、そんなイメージはまだ持っていた。
北極亭までいって玄天上帝を拝んでから戻りのバスをつかまえた。
高雄の夜、僕はバックパッカーズハウスから歩いて夜市を目指していた。そんな時、地元の屋台で道を聞くと、どこからかその声を聴いたおっさんが現れ、俺を瞬く間におっさんのバイクのケツに乗せ、バイクは走り出す。
ノーヘルだし、路肩乗り上げて逆走してるし、こんなところ台湾の警察官に絶対見られたくない。いやだ、巻き添えで捕まるの。なんて思いながらも、実はすごくスリリングな体験で楽しかったんだ。
あの時のおっさんは僕に微笑んで夜の闇に消えていった。
もうあの禿げ頭を二度とバイクのケツからの角度で見ることは無いんだなぁと思うと、妙に感慨深くなる。
ここの夜市ではフルーツの切り身とかを食べた。
果物を感じるには、そのまま齧るのが一番いいね。
そこから夜の街を愛河沿いに歩いてバッパーまで帰った。
ぬるい高雄の哀愁が僕に覆いかぶさる。
そうか、ここはメルボルンで出会ったケリーの地元。そしてこれから出会うファンの地元なんだな。
次の日は高雄からフェリーに乗って、近くの旗津半島まで観光に行くことにした。この日も暑かったんだぜ。みんなフェリーにチャリごと乗り入れてきてさ、フェリーはもうパンパン。誰もなにもコントロールしてないんだ。
俺も島に付いたら自転車借りてさ、それでふらふら島回ってみることにしたんだ。空は綺麗に晴れ上がっていて高雄の街にはどっしりとした形のビルが見えていた。
台湾ってなんか不思議で、沖縄よりも南にいるのに日本ではなくて、でも栄えている町がある。世界は広いんだなぁって思うよね。
この日はすごく日に焼けた。ずっと自転車で海見ながら風に吹かれていたから。行きはとろとろ、帰りはなんでこんなに進んできちゃったんだろっていっつも思いながら帰ってる。
なんか包まれていたなぁ。ありがたや。そんなこんなでこっちはもう年末さ。あっと言う間の2016年。悔いなく。気持ちよくいこうぜ!
どこにでもあるなぁ英国領事館は。当時はイギリスが台湾を統治していたのだろうか。あまり詳しく分からないけれど僕は島から戻り、打狗英国領事館文化園区を歩いていた。こういうのは港の近く、丘の上にあるのがだいたいの決まり事みたいだな。長崎でも、函館でも、台北でもそうだ。
港を一望できるところに建てて、いろんな役割を担っていたんだろうな。
ここからも高雄の街を望むことが出来る。
真っ青に晴れた空に高雄の街はよく似合う。
当時の台湾人と、イギリス人の人形があって、なにやら交渉していたりとかしているんだけど、どういうやり取りしてたのか、まったく謎だ。昔の人達は本当にみんなクリエイティブな思考を持っていたんだな。
勉強になるぜ、歴史の深い所誰かに教えてもらいたいな。
バッパーでは子猫と戯れて遊んでいた。その後、仲良くなった宿主のジェイソンと、その姉ともう一人の旅人と一緒に高雄の愛河にドラゴンボート大会を観に行って、川沿いで缶ビール空けてっていう感じでなんかもう最高にローカルの旅を味わってしまった。
台湾ビールも美味しいし、祭りの風情もあって僕は昔の日本に迷い込んでしまったかのような錯覚に襲われた。
「バナナが黄色くなった、みんなと仲良くなった」なんだこれ。何かの唄かな。歌詞かな。そんな夜もあった。
愛河に陽が落ちて、ボートは漕ぎだす。僕等は歩く。川流れる。
街明かりの下、街頭芸人がカラオケを道で歌ってパフォーマンスしていた。なんだか素人感が出すぎていて面白くて笑っちゃった。日本でいう演歌みたいの歌っていたなぁ。
もう愛河の周りはお祭り状態。おもちゃみたいな乗り物が走っていたり、仮面が売られていたり。日本の夏祭りが懐かしいな。俺達も輪投げとかやったりして遊んでいた。
こんなに最高な台湾の旅も後の祭りっていうか、わかっている。こういう使い方はしないけど、まぁ。
祭りは終わるからよ。
そんなこんなで実は一日だけ、高雄にいる間に屏東っていう近くの街に遊びに行ったことがあるんだ。
編集後記
子猫の写真が可愛すぎる!! 100点!!
ありがとうございます。
喜んでいただけて光栄です。
猫なんですね。答えは。旅とかじゃなく、子猫か。
まいったなぁ。ここから子猫越えられないぞ。
どうしよう。半月だからなぁ。お伝えさせていただくよ。
『光の中を旅してた』は、今年に入ってから奇数日と、新月、半月、満月にnoteでアップロードしてるんです。
全部で202話あるので、たぶん今年中にはまると思います。
若干のずれがあったら、なんとかします。
今年の一発目の新月からシェアしだしてますね。
不器用なので、箸休めが全然できてません。頼みたい。
スプスマっぽく言うと、サイクルして欲しいし、ねごとっぽくいうと、ループして欲しいです。
いつかのバンドの関西ツアー帰りの車中でこの曲みんなで聞いた時、びっくりしましたもんね。この才能。そりゃすぐ見つかっちゃうよ。
という事で、あげちゃったハードルは、くぐらせていただきます。
暖簾をパッとまくって「今日やってる?」ってないつもの感じで明るくいきましょう。
やってますよー。やっといてもらってます。
助かります。ありがとうAmazon、Kindle電子書籍 & note。
ヨーロッパ編のクライマックス前夜ですね。
じわじわ盛り上がって来てる旅の話です。
台湾編、濃いでしょ。
こちらに全部書かれてます。
今ね、第三版を編んでいるので、若干改行増えたり、変わってきます。
時代です。バンドで曲をアレンジしてる感じに近いですね。
全部noteでもシェアしていくので、買って頂かなくても読めます。
Kindle Unlimitedの会員の方なら読み放題で読めます。
時間が教えてくれる。裏ダイジェスト版も編みました。
儲ける、稼げる、フォロワー伸ばせる、健康になれる、痩せれる、なこと全然書かれてないけど、電子書籍です。
ずっと一人の青年の旅しか書いてない。
集中してる。これは俺でいて、もう俺じゃない。
一人の旅をしていた人の話です。
書いている時は、瞑想状態です。時間、いくらでもかけられるけど、締め切りを自分でもうけないといけない。なので月の力を借りています。
誰にもやれって言われてない。不思議だ。
バンド活動に似てる。
ダイジェスト版まで編んじゃってる。
彼、一体どこまで行こうとしてるんだろう。
どこにも行けてません。深く潜ってるだけだ。
今、本当に静かに集中して整えてる。
ニュージーランドのどこかのレイクみたいに風だけが吹いてる。
そこには何もないぞ。
毎日夜、呼吸がしたくなる。
こつこつ。ちくたく。
民とか、編むとか、言い出してる。
年末には完全版を現すので、2021年を詰め込む。
現す。とか、また。それ流行らないからな。
さて、次回は屏東という高雄の近くの町まで旅してきた話をしていきます。
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