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一人働き方改革

まずは、2012年ごろから始めた一人働き方改革について、私の経験をシェアしたいと思います。
前提として申し上げたいことは、あくまで社会人経験が長い私の現状だから、今、こうであって、
新人の方には当てはまらないことの方が多いのではないか、とも思います。
ですので、自分と同じ40代~50代の方に参考になることがあれば幸いです。

私の会社は17時半が定時ですが、2012年以降、基本的には定時で帰り、その代わり締め切りは必ず守るようにしています。
もちろん、やらなければならないことがある時は、終わるまで残業します。
しかし、この数年で、ほとんどは17時40分までに会社を出ています。

私も前までは会社の電話が留守番電話に切り替わる18時からが自分の仕事の時間といった感じで、22時ごろまで会社にいることも少なくありませんでした。
二つの大きなきっかけがありました。

一つ目は妻の一言です。ずいぶん前に、おそらく自分は時間を気にせずに働くが、
別の社員は定時で帰るということを言ったのだと思います。
その時の妻の言葉は「どうせ残業ありきの人は定時を過ぎたあたりから、自分のペースでやるのだろうが、
定時で帰らなければならない事情がある人は15時くらいから定時で仕事が終えられるように必死でやっている」
そんなような言葉だったと思います。ハッとさせられたことを覚えています。この言葉から変えたというわけではありませんが、記憶にずっと残っていました。

二つ目は、中国赴任時に寝る間も惜しんで、仕事、勉強、遊びと無理がたたって病気になってしまい、
病み上がり後の半年間は残業を禁止されたことが大きいと思います。
いざ、やってみたら、それでも全然まわるんです。

これは他でも経験するのですが、自分が絶対にできない、と思っているようなことでも、ほぼ
やってみたら、何とかなった。ということがあり、絶対無理と言っている人には酷なことではありますが
その気になったら、絶対にできます。もちろん、チャレンジ「挑戦」ですから、簡単なことではありません。
でも、誰でもチャレンジはできます。そのことは別の機会に書きたいと思います.

【そんなこといったって、できない】

簡単にそうは言っても、なかなかできるものではないことも理解しています。
昔、こんな言葉を聞きました。「明日やろうはバカヤロウ」
自分も今日できることは明日まで残すな。という思いでモーレツ社員のつもりでいました。
しかし、
・今日やらなければいけない重要なこと
・明日でもいいこと
・急ぎではないけど重要なこと
・重要ではないけど急ぎなこと
これらを全部やってたような気がします。
今は、明日でもいいことを今日やるやつ。今日の今日まで放っておいたやつこそバカヤロウだと思っています。

昔はサービス残業でしたが、今はそうはいきません。働いた分は払わなくてはいけませんし、
裏を返せば、NO WORK NO PAYです。
時間外は時間内のコストよりも余分にかかります。
また、中身、クオリティについても気にするようになりました。
一人、または二入でいいところに複数掛けて行っていないか
会議は本当に必要な時間内でできているか(無駄に時間をかけていないか)
何回も資料を作り直していないか
作った後に変わったり、不要になったりしていないか
何でもかんでもパワーポイントにしていないか
などなど、これもまたの機会に詳しく書いていきたいと思います。

あと、定時で終わらなければいけない状況を作り出すことも大事です。
それは何でもいいです。
もちろん、子供を迎えに行かなければならない人、帰って晩御飯を作らないといけない人は定時で帰らなきゃいけないと思いますし、
・家族そろってご飯を食べる
・たまにはパートナーのために家事をする
・ジムに行って鍛える
・走る
・料理教室に行く
・ギター、ピアノを習いに行く
・ダンスのレッスンに行く
・格闘技を習う
・語学の教室・サークルに行く
・友達と食事に行く
・フットサル・大人のサッカースクールに行く
いろいろあると思います。
そしてそれを遅刻しないようにするために、仕事を必ず定時内に終わらせるように
段取りをする。工夫をする。
実はここが一番大事なんです。

できない。という人に限って、就業時間中に世間話や話の脱線や、たばこ休憩など無駄が多くありませんか
定時内に仕事を終わらせるというのは、本当に集中していないとできないはずです。
もちろん、いつか、仕事に追われる立場から追いかける方に変われば、また余裕は生まれると思います。
その時には「急ぎではないけど重要なこと」に着手したいですね。


働き方改革でのちょっとしたコツ

デッドラインを引く、チェックポイントを設ける、リマインドのテクニック

業者など相手に依頼をする時は必ず期限を設けることが必要です。
かといって、今日の今日、今日の明日はNG
3,4日~1週間と相手に対し、この期間あればできるでしょう、という期間で必ず返答をお願いすることが大事です。
普段仲良くしてると、なかなか、これができないようですね。
あるいは、「いつまでにできますか?」と聞いて、相手にデッドラインを決めてもらう方法もあるかと思います。
また、長くかかる場合や、期間が決められない場合でも、1週間後や月中などにチェックポイントを設け
メールや電話で確認することも重要です。
メールでリマインドするのも一つです。
私が最近使うのは社内であればOutlookのスケジュールにチェックポイントを入れて、お互い忘れないようにしています。

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