『偏愛マップ キラいな人がいなくなる コミュニケーション・メソッド』
合コンで盛り上がること間違いなし!
そんなコミュニケーション・メソッドを紹介します!
…と、私らしくない出だしですが、本の中でも書かれています。
合コン?行ったことも誘われたこともないです(笑)
明治大学の齋藤孝先生が2004年に出した本です。結構古いですが、全然知りませんでした。他の本の中で紹介されていて気になって購入しました。
「たしかにこれは盛り上がるだろう」と思える確かな方法だと思います。
小学生~高齢者まで、老若男女みんなで、いろんな場面で活用できます。
一緒に学びましょう!💪
「偏愛マップ」とは
偏愛マップとは、自分の「大好きなもの」を書き込んだマップ
非常に単純です。そして、
書き方は自由
(具体的な固有名詞をつかうのがコツ)
だから、「今はじめて聞いた」人にもすぐに書けるわけです。本の中では、いろんな書き方の「型」が紹介されています。
私が提案したいのは「図解を学んでからやるとよりよい」ということです。図解をつかえば、より伝わる偏愛マップへ進化します。
せっかくやるのなら「伝わる偏愛マップ」にしたいですよね。小さい文字でびっしり書いてあるとさすがに伝わりづらいです。
あとで私のマップを紹介しますが、本には書かれていない型で書いています。自由だからOK!
使い方(自分を知り、相手を知る)
使い方も非常にシンプルです。
①自分の偏愛マップをつくる。
②二人一組になって偏愛マップを見せ合い、話をする。
二人一組というのがミソです。三人以上だと仲間外れが出る可能性があります。でも、二人なら仲間外れは出ません。よくできた仕組みです。
上の図のように、簡単に共通点が見つかるので、話が盛り上がるのは間違いないですよね。
通常の会話だと、「相手ばっかりしゃべってる」なんてことが起こりがちです。でも、偏愛マップだと相手のマップが見えているから、
この図のように自分の話ばかりにならない。共通点ではない知らないことも話題のタネになる。ここも偏愛マップのすばらしいところです。
愛は深まり、世界は広がる
相手と自分の偏愛の共通点から、自分の偏愛の知識が増え、さらに愛が深まるでしょう。
また、偏愛マップは共通点を見つけるだけではありません。自分は知らなかった相手の偏愛に興味がわくこともあります。するとどうでしょう?
世界が広がります!
どんどん偏愛マップが大きくなっていきます。
これって学びそのものではないでしょうか。
磨かれる力
偏愛マップは、ただ楽しんで愛と興味の世界が広がるだけではありません。
普段の生活や仕事で活かせる社会的能力が磨かれます。
偏愛マップをつかって誰かとコミュニケーションをとっている場面を想像してみてください。
自分の好きを説明する。相手の好きに質問する。コメントをする。
どうでしょう。すごくコミュニケーション能力が磨かれる気がしませんか?
具体的には「文脈力」「質問力」「コメント力」が磨かれると本書で紹介されていました。楽しんで力も磨けるなんてお得ですね!
活用場所
さて、この偏愛マップですが、どんな場面でつかえばいいのでしょうか?
冒頭で説明したような合コンもそうですが、自己紹介の場がまずあります。
そして、「職場」
これが本書でもとくにページをつかって紹介されていました。
飲みにケーションより偏愛マップの方がいいと(笑)
たしかに、職場の人の好きなことを知って盛り上がれば、仕事のコミュニケーションもスムーズにできそうですね。
他にも活用場所はあります。本書を参照ください。
また、活用方法として、名刺にマップを書くというのも紹介されていました。
いまどきなら、偏愛マップをアップしたサイトへのQRコードを名刺に書いておくのはどうでしょうか?(将来やってみます)
私の偏愛マップ
偏愛マップの例として、私のものをさらっと思いつく内容で書いてみました。本書では紹介されていない、時系列図解型です。
もう少し掘り下げてプロフィールに貼っておきたいです。noteのプロフィールに偏愛マップを貼るのがブームになるとおもしろそうです。
まとめ
今回は本というよりは、「偏愛マップ」そのものの紹介になりましたね。
みなさんも、まずは自分の偏愛マップをつくってみてはいかがでしょうか?
写真/スキャンをとっておけば、自己紹介の場でつかえますね。
本の中では、齋藤先生が著名人(岡本太郎、向田邦子、寺山修司、ジョン・レノン、坂口安吾)の偏愛マップをつくっています。
あれ?そういや、齋藤先生自身のマップは書いてありませんでした(笑)
本日の学びはここまで。また来てください。👋
読書期間 2022/11/07-2022/11/10
初版発行 2004/03/30
※中古のみです
この記事を書いている「高橋ひろあき」とは?