コミュニティワークブック#2
【あなただけのコミュニティ運営の教科書】
~コミュニティを始める人の想いを形にする本~
2020年12月25日に第2回のプロジェクトニーティングが実施されました。今回も動画閲覧での参加ですが、感想をレポートにまとめていきます!
今回のミーティングの流れ
今回のテーマは「目標設定」!
ファシリテーションは代表の桃子さんではなく別の方が担当しました。本業でもコーチングなどを生業としているそうで、参加者の方々にも大きな気づきがあったと感想が飛び交いました。
具体的にこんな感想も↓
全体像をつかめていない状態での参加で、プロジェクトの目標もどう設定していけばいいのかもイメージできないでいましたが、今回のミーティングを通して最終的には、中里さんからの口から目標が語られました!すごい!!
本日は全体を通して下記の流れでミーティングが行われました。
・本日のアジェンダ発表「目標設定」
・自己紹介タイム
・クラファンページの確認
・参加者からのフィードバック
・中里桃子さんの考えの確認
・グループディスカッション
では、レポートのはじまりはじまり~!
ファシリテーションはこう進んだ
まずはクラファンページを読み込み、キーワードをピックアップしていくことが大切です。とのこと。
印象に残っているフレーズをピックアップしていきます。
・目的はコミュニティ運営を成功させること
・成功の鍵は「ハッピーな運営」と表記していること
・主催する人の数だけ正解があると実感
・現在は「覚悟」が必要なのが現状ですと記載あり
・ダイエットの宅トレのようなものであること
・関係性やコミュニティに期待することを整理すること
・原点に立ち戻れる運営マニュアルを作りたい
・アドバイスをもらっても心地良いかどうかは不明
・コミュニティサポーターを世に広げていきたい
・ワークブックの完成後はファシリテーター養成したい
・「教える」ことの限界。答えの提供は依存を生む
・うまくいかなければ被害者を生む
・払った以上でなければクレームになる(品質と関係なく)
・講座は学習する側の人間のスペックが要求される
・悶々とした迷いを解決したのはたった8つの質問だった
・自分で答えは自分で出せるという大切なことに気づいた
上記を具体的に「目的化」「目標化」をしていくので、今日のミーティング参加者の方々で感じたことをシェアしてほしい。
……の流れから、グループワークへ。
本日の注目ディスカッション
自分ひとりでやるよりは、みんなでワークをするためのツールとしてすごくいいなと思った。すぐやるし思いつきでやるのもいいけれど、立ち返れるものがあるといいなと思った。私の脳とサポートする脳は違っているものだからこそ、こういうワークブックは必要だと思った。
参加者Aより
今日のファシリテーションを通して、自分のコミュニティを作るときにも自分のなかの想いを明確にしないといけないなと発見がありました。
参加者Bより
ここを読めばよかったのかと聞いていて思いました。中里さんの講座に初めて参加したときの想いを思い出しました。聞くなかで、自分に合った人との付き合い方などを深めていけるというテーマは必要だと思った。相手と自分がいるのがコミュニティなので、そこをどう結び付けていこうかなと考えています。
参加者Cより
私はよりどころの大切さを感じました。いつの間にか運営をしていて、ブレていないようでブレていることがあるので、立ち戻れるのがいいなと思いました。また、自分が苦しくならないハッピーな運営もいいと思った。自分だけでなく周りも楽しめるコミュニティだといいな。
参加者Dより
私も何回もこのプロジェクトページを読んでいたのですが、今回改めて目的を明確にしないとなと思った。また、似たような価値観の人たちが集まらないとコミュニティって破綻するんだろうなと気づきがありました。
参加者Eより
桃子さんとファシリテーターのディスカッション
Q.そもそも書籍の完成度が高く、私自身はこれらをワークブックとして活用しています。それでもワークブックが必要だとすると、依存と被害者を生まないためですよね。
作る、始めるのはノリでできるが、運営を維持していけるかどうかは別もの。コミュニティもそこで立ち行かなくなる人が多いのでは。作るだけなら書籍で十分で、そのあとの運営をどうするかでワークブックが役に立つのではないでしょうか。
「うまく運営できない」
「集客がむずかしい」
という大きな課題に対して、どう解決するか。学びを理解して自立し、お互いに切磋琢磨できる関係性をどう作っていくか。
参加者にとってもアウェイではなくホームと感じられる空気を作るために考えられるのは、オーナーのためのワークブックと参加者たちが自分たちで使えるワークブックなのか、ということ。
桃子:改めて私が聞いていて感じたことは、一冊目はマネタイズを主軸に置いた本。起業塾に参加して成功しないのは、そもそも目的として「稼ぎたい」わけではないのではないか?
今回のワークブックでは、「やってみて迷う」「運営を辞めよう」と思うのは、継続的な収益の安定が目的だと思っていないケースです。
宅トレと書いたのは、ビジネスではなく「なんとなくコミュニティをやりたい」というあいまいな層もターゲットになっている。
売上に執着しないように、自分がやりたかったことをやりきったらクローズできるようなものにしたい。
Q.リアルコミュニティは色々ある。国連、NPO、飲み会まで幅広い。公共的なものから超個人的なものまである。
ある目的を達成したら閉鎖・解散したらいい期間限定の運営ということが今回のポイントだと思うが、注意したいのはすべて名前が違うということ。
名前というのは、幹事であったり事務局、本部、などなど。
オーナーの主催者がビジネスだけでなく趣味の世界のコミュニティを考えたときに、そもそも主催者としての心構えだったり、起業であればマネタイズと目的がはっきりしていることが大切。参加者はそこに賛同していることが重要。
そう考えたときに、コミュニティサポーターを私の認識では「幹事+秘書」という役割なのではと捉えている。
作って売る、と、うまく運営することは役割が別。ラインの人とスタッフ。営業販売と総務、という違いがある。ここが一緒に運営していくというメインフレームができていくとうまくいくと思います。
桃子:コミュニティの種類も自分で作れるようにしたいんです。
どんな人とどんな関係性を作りたいのかを定義して、私にとってのコミュニティはこれだと確信できるワークブックにしたいと思いました。
私の一冊目の本も、いくつかのコミュニティオーナーのうまくいった例をまとめたので、自分でコンテンツを持っている人じゃないと成功できないなと実感しました。
でもたくさんの人たちを見てきたなかで、キャラクターごとにコミュニティの形が違うことに気づいたんです。
王子様のファンクラブみたいなのもあれば、おっちゃんがやるコミュニティでは伝わり方も変わってくるわけです(笑)。
私の家からだったら歩いてコンビニに行けるけど、あなただったら八百屋に着いちゃうような本になってしまったので、「自分の現在地」がわかるワークブックにしていきたいと考えています。
次回について
・次回のミーティングは2020年1月8日
・次回のテーマは「現在地別のステップバイステップについて検討」
今後の活動にも改めて注目です。
今日はありがとうございました……!