「The Astronaut」MVについて
公開されたジンさんの「The Astronaut」のMVについて、メタファーあり、ダブルミーニングあり、いろいろな解釈ができそう(以下、敬称略で)。
1.不時着から謎の光線まで
まず、ジンは地球外生命体=宇宙人だった(という設定)。
黒いヘルメットが足下にあり、チェックのグレーのスーツを着た宇宙人のジンだが無傷。なので、ただ、すわってるだけなのかと思ったら・・・
なんと!乗っていた宇宙船が地球に不時着して大変な状況に・・・
でも、そのまま地球の生活に溶け込んで暮らしていた・・・
2.不時着した現場に向かうまで
スーツに着替えてヘルメットを装着して出かけようとするジン。
そこに友達が自転車できており、ジンは自分のヘルメットを友達にかぶせ、今出てきたばかりの家を振り返る。
風景が壮大過ぎる・・・。
ふと、近所の友達に自転車を教えていたときを思い出す。
でも、場面は一人で自転車を走らすジンの姿
3.仲間と交信する
不時着した場所につくと、そこでは宇宙船の修復作業が・・・。仲間と交信を始めるジン。
交信中・・・
交信中に挟まれた映像は、近所の友達との思い出の数々・・・
4.地球に残るジン
宇宙船の修復は終わったが、ジンは残り、宇宙船は飛び立っていく
ヒッチハイクして家(HOME)に帰るジン
普段の暮らしにもどったジン。心からの笑みが。
そこにベルが鳴り、ベルに呼ばれて玄関に会いにいこうとするジン。
(※ファンは「ARMY」だが、「ベル」はファン呼称の最初の候補。)
6.最後に
宇宙から放り出されたジンの立場は、ある意味、普遍的な人間の立ち位置を示しているともいえる。一人でこの世に生れ出て、囲まれた環境の中で何かしらのHOMEを得ること、これは誰しも共通なので。
無表情だったジンが近所の友人(女の子)との交流で少しずつ心を開いていく。自転車の練習をサポートしていた友人が一人で乗れるようになるが、その姿を映さず自転車で一人いくジンの後ろ姿を映しており、それに対してガッツポーズをとるジンそのものが、ジンの独り立ちを表現しているように見えた。
いつ地球にとどまることを決めたのか、それは早いうちに決めていたのだろう、なぜなら、宇宙船に乗るためのヘルメットだが、家をでてすぐに友人にあげて、もたずにジンは現場に向かったから。
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ジンは練習生となってバンタン(寮)に合流したが、バンタンそのものがもう一つのHOMEになった意味も含まれてる。近所の友人はARMYと重なるが、もう一つ、バンタンの残り6名(ナム、シュガ、ホビ、ジミン、テテ、グク)とも重なり合う人物として見てもいい。
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少しの間離れるけど、必ずHOME(ARMYのもと、バンタンのもと、家族のもと)に戻ってくるよというメッセージも読める。これはわかりやすい。
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本当は、ジンが交信中に何を話したのかが知りたい。(それ?)
それがジンの心の声で、バンタンに出会って、ARMYに出会って、どう成長していったかがわかる、そういう記録。
ネガティブな要素を見せないポリシーのジンだから、見せてくれることはないと思うが。
なぜ、ジンは地球(HOME)に残りたいと言ったのか、その理由を聞きに宇宙船の母船を追いかけたい気持ち・・・。(そこまで?)