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「The Astronaut」MVについて

公開されたジンさんの「The Astronaut」のMVについて、メタファーあり、ダブルミーニングあり、いろいろな解釈ができそう(以下、敬称略で)。

1.不時着から謎の光線まで

まず、ジンは地球外生命体=宇宙人だった(という設定)。
黒いヘルメットが足下にあり、チェックのグレーのスーツを着た宇宙人のジンだが無傷。なので、ただ、すわってるだけなのかと思ったら・・・

なんと!乗っていた宇宙船が地球に不時着して大変な状況に・・・

どうしよう・・・・と思ってる?
どうしよう・・・(ジンと宇宙船の対比がぶれぶれですが)

でも、そのまま地球の生活に溶け込んで暮らしていた・・・

いつものくらし
近所の友達が書いてくれたジンの絵
あるときニュースが。。。(キャスター役:クリス・マーティン)
窓の外に光の柱が立ち上るのをみて・・・仲間がきたという合図だった

2.不時着した現場に向かうまで

あわてて外にでる

スーツに着替えてヘルメットを装着して出かけようとするジン。
そこに友達が自転車できており、ジンは自分のヘルメットを友達にかぶせ、今出てきたばかりの家を振り返る。

(振り返る顔がお美しい・・・)
宇宙船にむかって、RUN!
RUN!
街中で宇宙飛行士をみつける
(飛行士役:MVの監督さん)
(眉をくいっと動かすところが・・・)
どこぞで調達したのか自転車で向かう
スーツに自転車
荒野に自転車を走らせる

風景が壮大過ぎる・・・。
ふと、近所の友達に自転車を教えていたときを思い出す。

うしろを支えてスタートして
手を放しても大丈夫な様子を
見届けてガッツポーズ

でも、場面は一人で自転車を走らすジンの姿

一人で荒野をいくジンの姿
ガッツポーズのアップ(ここまで無表情だったジンに笑みが・・・)

3.仲間と交信する

不時着した場所につくと、そこでは宇宙船の修復作業が・・・。仲間と交信を始めるジン。

佇むジン
片目を光らせて交信中のジン

交信中・・・

★#$%?*+‘‘・・・
*+?#$$$#+・・・
##??<<&&%%・・・
+><&%$・・・

交信中に挟まれた映像は、近所の友達との思い出の数々・・・

手をつなぐ
絵をかいてあげる
ツーショット、パチリ
ほっぺをムニムニ
笑顔を向けられるジン

4.地球に残るジン

宇宙船の修復は終わったが、ジンは残り、宇宙船は飛び立っていく

(石が当たりそう・・・)
(小石にあたりそう・・・)

ヒッチハイクして家(HOME)に帰るジン

花様年華を思わせる車(自転車はどこに・・・)
帰るべき場所へ帰る
地球がHOMEだということを知ったジン
HOME(家)へと向かうジンに僅かな笑みがこぼれる

普段の暮らしにもどったジン。心からの笑みが。

やりかけのクロスワードパズルも完成させる

そこにベルが鳴り、ベルに呼ばれて玄関に会いにいこうとするジン。
(※ファンは「ARMY」だが、「ベル」はファン呼称の最初の候補。)

呼ばれて立とうとするところ。

6.最後に

宇宙から放り出されたジンの立場は、ある意味、普遍的な人間の立ち位置を示しているともいえる。一人でこの世に生れ出て、囲まれた環境の中で何かしらのHOMEを得ること、これは誰しも共通なので。

無表情だったジンが近所の友人(女の子)との交流で少しずつ心を開いていく。自転車の練習をサポートしていた友人が一人で乗れるようになるが、その姿を映さず自転車で一人いくジンの後ろ姿を映しており、それに対してガッツポーズをとるジンそのものが、ジンの独り立ちを表現しているように見えた。

いつ地球にとどまることを決めたのか、それは早いうちに決めていたのだろう、なぜなら、宇宙船に乗るためのヘルメットだが、家をでてすぐに友人にあげて、もたずにジンは現場に向かったから。
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ジンは練習生となってバンタン(寮)に合流したが、バンタンそのものがもう一つのHOMEになった意味も含まれてる。近所の友人はARMYと重なるが、もう一つ、バンタンの残り6名(ナム、シュガ、ホビ、ジミン、テテ、グク)とも重なり合う人物として見てもいい。

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少しの間離れるけど、必ずHOME(ARMYのもと、バンタンのもと、家族のもと)に戻ってくるよというメッセージも読める。これはわかりやすい。
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本当は、ジンが交信中に何を話したのかが知りたい。(それ?)
それがジンの心の声で、バンタンに出会って、ARMYに出会って、どう成長していったかがわかる、そういう記録。
ネガティブな要素を見せないポリシーのジンだから、見せてくれることはないと思うが。
なぜ、ジンは地球(HOME)に残りたいと言ったのか、その理由を聞きに宇宙船の母船を追いかけたい気持ち・・・。(そこまで?)

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