![見出し画像](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/126466749/rectangle_large_type_2_95b2959d73fb4295d9b54fc96243916f.png?width=1200)
一日一言(1月3日)
1.安岡正篤(心を養い、生を養う)
『機前①』
渡会家行の「類聚神祗本源」に
「志す所は機前を以て法と為し、
行ずる所は清浄を以て先と為す」
と言っておる。
機前とは、一日で言うなら、
日が出て鶏が鳴き出す、
人間世界のいろいろな営みが始まる、
こういう働きを機というから、
その前で、暁であり早朝である。
※渡会家行
伊勢神宮の外宮の神官で、伊勢神道の大成者
⇒境野先生の「日本のこころの教育」
3つの感謝が必要
太陽に感謝する
大地に感謝する
先祖に感謝する
2.森信三(修身教授録)
『いかに生きるか』
真に志を立てるということは、
この二度とない人生をいかに生きるかという、
生涯の根本方向を洞察する見識、
並びにそれを実現する上に
生ずる一切の困難に打ち克つ大決心を
打ち立てる覚悟がなくてはならぬのです。
⇒自身の天命・使命が何なのか
世のため人のためにできること
しっかり自身を探求していき
決心する
3.松尾芭蕉
(今日一日を楽しく生きる知恵)
『安らかな心』
元旦や おもへばさびし 秋の暮
(真蹟短冊)
あなたも わたしも
みんなで 元旦は
たのしい一日であった
でも ふと ひとりになって
考えごとをしていると
秋の暮れと同じように
とても さびしかった。
さびしいときは、落ち着いている。
実は、さびしさから、
安らかな心が湧いていくる。
⇒自分にはない発想であった
さびしいというのは悪い考え方で
あったと思ったが
過去に向き合っている証拠であり
それこそが生きている証なのだと