日本ベジタリアン学会一般講演概要メモ(〜2023)

日本ベジタリアン学会一般講演概要メモ(〜2023)

日本ベジタリアン学会にて、2023年までに、一般講演発表で私が発表させて頂いた題目と概要について、以下の通りとなっています。信仰からベジタリアンライフを選択して、生活している立場からのアプローチとして、皆さんにベジタリアンをお勧めしています。また、食のバリアフリーの実現は、食の多様性だけでなく、信仰の多様性の為にも良いことであること、それは、人権尊重にも繋がることであることを、多くの皆さんに知って欲しいと思っています。

ーーーーーー
日本ベジタリアン学会第17回(2017年度)一般講演
「信仰と食文化・信仰的ベジタリアンリズムに関する考察」
概要:
近年、ハラルなど、信仰に基づく食文化についての話題が多くでるようになっている。
信仰と食文化については、深くかかわる部分も多いが、現代日本においてはあまり認識されていない。
私自信の信仰からベジタリアンとなるに至った経過と学びの中から、信仰と食文化の関係とベジタリアンである理由について考察する。
信仰に無関心である方々に、少しでも信仰的視点からのベジタリアンリズムについての認識と関心を持ってもらえたら幸いである。
ーーーーーー
日本ベジタリアン学会第19回(2019年度)一般講演
「信仰的ベジタリアンからみた食のバリアフリーに関する考察」
概要:
ワールドカップ、オリンピックの開催の中で、インバンドビジネスが盛んになってきている。
海外からのお客さんをおもてなしするにあたり、異文化との交流の中で、食に関する対応も重要視されてきている。
食の多様性への対応環境の充実という流れの中で、食のバリアフリーを求められる時代になってきているといえる、
信仰と食文化については、深くかかわる部分も多いが、現代日本においてはあまり認識されていない。
ベジタリアンになる動機は多様であるが、私は、信仰からベジタリアンとなった。
信仰と食文化の関係は、食のバリアフリーにおいても重要なポイントである。
信仰的ベジタリアンの視点から、食のバリアフリーとベジタリアニズムについて、考察する。
信仰に無関心である方々に、少しでも信仰的視点からのベジタリアンリズムについての認識と関心を持ってもらえたら幸いである。
ーーーーーー
日本ベジタリアン学会第21回(2021年度)一般講演
「信仰と食に関する考察」
日本ベジタリアン学会プレゼンテーション賞授賞
概要:
信仰とは何か、漢字では、信じて仰ぐ行為という意味ととれるように、尊い存在を信じるということである。
信じる対象は、様々であるが、主に対象とされるのは、神や仏やスピリチュアル的な存在であり、その信仰の教えを宗教と呼んでいる。
信仰は、人生観や価値観に直結するものであり、生きることに深く関わるものである。
そこには、食が無関係ではあり得ない。
本発表は、信仰からのベジタリアンである立場から、信仰と食に関する私的な考察のなかで、
ベジタリアンのひとつの姿について明示するべくアプローチするものである。

ーーーーーー
日本ベジタリアン学会第23回(2023年度)一般講演
「食文化の多様性の中の菜食に関する信仰的ベジタリアン視点からの考察」
概要︰
多様性という言葉を、近年聞く事が多くなった様に感じます。しかし、多様性を訴えて主張しつつ、他者を排除する様な事例も増えている印象があります。自分たちの主張こそが正しいのだから従うべきだといった感じの活動になってしまっているものです。食文化も多様性を持っているものです。
様々な歴史と文化、環境などによって、食の在り方は変わっています。日本でも、地域や地方毎に伝統的な食の文化があります。国際化の進むなかで、インバウンド促進が言われる様になり、海外の食文化にも目を向ける機会が多くなってきているのではないでしょうか。和食が世界遺産に指定され注目される様になったなか、海外からのお客様を迎えるにあたって食文化への配慮は大切なおもてなしのひとつとなりました。多様性を大切にするという傾向が重要となる流れの中で、多様な食文化の中にある菜食という文化について、信仰的ベジタリアンからみた視点で考察してみたいと思います。
ーーーーーー

いいなと思ったら応援しよう!