名刺がわりの10冊~ZOOMで読書会 その12 part3
part1🐻くばの10冊は こちら
part2🐱MOTOの10冊 こちら
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☆🐰さわの10冊☆
1赤毛のアンシリーズ モンゴメリ
🐰実は、主人公のアンはそんなに好きじゃない。
でも、アンの世界は夢の世界。ケーキとかパッチワークなどの手作りをする生活。とってもあこがれた。
私が好きなのは、マシュウ。死の場面は号泣。
大人になって読んで始めて、マリラにも共感できたよ。
2カラフル 森絵都
🐰「ヤングアダルト」っていう分野を 知ってから読んだ本。
この後、森絵都さんの本を 続けざまに読んだ。
図書館で「ヤングアダルトコーナー」を 必ずチェックするきっかけになった本。
3トムは真夜中の庭で P.ピアス
🐰子どもの頃、本好きと自他ともに認めていたにもかかわらず、「ナルニア国」にも「ゲド戦記」にも「指輪物語」にも全く触れてこなかった私。
大人になってこの本を読んで、「ファンタジーっておもしろい。」と思ったし、タイムスリップものが好きになったきっかけの本でもある。
4蒲生邸事件 宮部みゆき
🐰ミステリーが苦手だった。「犯人は誰だろう」と、先に結末を読んでしまっていた私。
でも、最初からちゃんと読んだミステリーがこの本。
タイムスリップものだから、選んだのだと思う。歴史ものが好きになったきっかけの本でもある。
この間、久々に読んでみた。二・二六事件がらみでタイムスリップした青年と お手伝いさんが出てくることしか覚えていなかったので、ワクワクドキドキしながら楽しめた。これぞ、老人力!
この後、宮部みゆきさんを読むようになった。
5空色勾玉(勾玉三部作) 荻原規子
🐰外国のファンタジーより、日本のファンタジーって面白い。とっつきやすいし、入り込みやすいって気づかされた本。
6十二国記 小野不由美
🐰このシリーズとは知らないで、和物ファンタジーとして「魔性の子」を読んだ。面白かったのだけど、読後感はあまりよくなかった。麒麟とか唐突に出てきた感じがしてついていけなかった。
十二国記を読んで、ようやく、世界観が理解できた。そして、このシリーズが大好きになった。アニメも良かった。
楽俊が好き。次に好きなのが珠晶。1冊選べと言われたら「図南の翼」。
小野不由美さん、できるだけ早く次を書いて!
切なる願いです。
7精霊の守り人(守り人シリーズ)上橋菜穂子
🐰命をかけた戦いとか、国と国との争いとか、私が苦手なものがいっぱいつまってる。それにもかかわらず、大好き。バルサが魅力的。タンダもね。
ドラマ化されるとき、バルサ役は 綾瀬はるかさんだと知って「??」だったし、心配もしたけれど、杞憂だった。
ドラマはドラマで 原作とは違う面白さがあった。
8こそあどの森の物語 岡田淳
🐰読み聞かせをずっとしてきたにもかかわらず、家にはたくさん本があったにもかかわらず、次女は、ほとんど本を読むことがなかった。
でも、この本は違った。読み聞かせをした後に、自分でも読んでいた。初めての事だった。
劇団四季のミュージカルも良かった。
最終巻を読んだ時には泣いた。
9ナルニア国ものがたり C.S.ルイス
🐰本好きな子、児童書好きな大人なら、ほとんどが読んでいるであろう有名な本。
子どもの私は、本好きであったにもかかわらず、存在すら知らなかった。大人になって、児童書を読むようになっても なかなか手を出せなかった。
「一応読んでおかなくちゃ」という感じで おそるおそる手に取ってみた。心配いらなかった。おもしろかった。長年 児童書の名作の地位にあるのも 納得できた。
でも、ラストは理解できなかった。共感できなかった。クリスチャンなら理解できるのかな?
10ぼちぼちいこか マイク・セイラー
🐰すごく好きな言葉。自分の性格もそうだと思っていた。
でも、どうやらちがうみたい。
退職してから、ずっとダラダラしていた。そして「これが本来の私」って思っていた。
でも、「やろう!」と思ってやり始めると、「ぼちぼち」とはできなかった。仕事モードになっちゃうのか、適度に休むことができなかった。そして、動けなくなってしまい、回復するまで半月くらいかかってしまった。
そんなとき、この本を思い出した。
今の私に一番必要な本かもしれない。
🐱二人の10冊見て、ああ、これもこれも選んでいなかったと思ったよ。
🐰10冊選ぶの大変だったけど、おもしろかった。
🐻こういう悩みって 楽しい悩みだよね。
読んでいただき ありがとうございました。