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概念を描く「ドローイング」と、概念を描かないようにする「ペインティング」、という違い

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24・5・24
絵について
概念を描く「ドローイング」と、概念を描かないようにする「ペインティング」、という違い
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足場が無いとやりたいことができない、やさしくなれないんだよなヒロです(足場は、心身の健康、健康を作る衣食住、お金、仕事、一緒にいたい人)


先日、久しぶりに外でドローイングスケッチをしました。 

普段はペインティング(塗り)ばかりやっているので、「これはどうやって線で表現をするんだろう、、、」ということの連続でした。


ペインティングの基本は「明暗」なので、僕は世界をその視点で見ることが癖になっています。 でも線画で明暗を表現をしようとすると、線を重ねて塗りつぶすしかない。

でもそれだとなんだかうまく表現ができない。


普段やっていなかった線画を描くことを通して世界の見方について考えることがあったので、そういったことについての記事です。




▼「概念」でとらえた方が線画は表現しやすいのではと思った


概念というのは「思い込み」「主観」「記号」といった意味でここでは使っています。

例えば日本のアニメ漫画の主たる表現、特に顔は現実世界の人間と大きく違った構造になっています。目は顔の半分くらいあるし、鼻はない、髪の毛は毛としては描かれていない。

でも僕らはそういった絵を見た時に「人間」として見ていて、それは概念(思い込み、主観、記号)によって「これは人間(生き物)である」ということで漫画アニメを見ている。

それは「概念」で見ているということなんだと考えています。

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