
「黒猫の小夜曲(セレナーデ)」知念実希人さん(読書感想文)(*ネタばれ注意)
作者は、女性とばかり
思い込んでいたけど、ミキトって
男の人?
そして、医者でもあるそうだ。
そんな作者の乙女チック・ファンタジー。
「道案内」(死んだ人をあの世に送る」
だった霊的存在だったボクが、
黒猫という実体の中に
入れられてしまう。
クロ、と名付けられて、いろんな事件を
解決していく。
猫や犬(ゴールデンリトリバー:この
魂も「道案内」から犬にされた)を
利用するあたり、あざといと思う。
ストーリーは、本格ミステリー仕立て
なのに、猫の仕草とかで
いちいちコミカルになる。
猫は猫!!
魂が猫に入ったからって、
普通の猫のような習性には
ならないと思うし。
せっかく面白いミステリーなのに
犬猫の使い方が鼻についたな。