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「錦繍(きんしゅう)」宮本輝さん(読書感想文)(*ネタばれ注意)
いい話だったなー。
文通モノ。
宮本輝さんは、やっぱり
あの世とか
すごくわかってるんだなー。
主人公、亜紀、元夫、有馬。
有馬は元同級生のホステス、
瀬尾由香子に、無理心中させれかかる。
亜紀の父が、星島建設の社長で、
有馬に目をかけていたが、
亜紀と離婚。
亜紀は、「モーツァルト」という
喫茶店の夫婦の親戚で、
学者の勝沼壮一郎と再婚。
知恵遅れの息子、高清(8才)を
育てている。
最初は過去に執着していた書簡が、
有馬が令子という女性に出会い、
美容院のビラ作りという「生」へ
向かい始め、亜紀も浮気して
3才の女の子の父になっている
勝沼との離婚を決める。
最後に、星島社長に、
お世話になりますって・・・
父親が強いといいなぁ。