「チッチと子」石田衣良さん(読書感想文)(*ネタばれ注意)
主人公 青田耕平(39歳)=チッチ(父)と
息子のカケル(10歳)と
死んだ妻ママッチとの日常。
チッチは10年間、泣かず飛ばずの作家。
それが、2月末に渡した
「空っぽの椅子」が4/25に上梓し、
5月最終土曜日にサイン会が決まり、
6月半ばに直木賞候補に上がり、
7/15の選考で落選。
(注*P262 レイ・ブラッドベリの表記あり!
大好きなSF作家なのだ)
でも、力を抜いて、
何気に書いていた「チッチと子」を
出版社が勝手に?推薦して、刊行を早めて、
10/25にする。と、次の直木賞締め切りが
11月初めで間に合う。
そして2回目の直木賞候補は、
年明け二週間過ぎ。
そして、とった!直木賞!!
主人公、耕平(=チッチ)は、
たぶん、悩み多き衣良さん。
こんな風に時系列で出来事を書ける日が
来るといいなぁ。