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ITスキル2 〜システムの進歩/人が利用→人として動く〜

ここではシステムやアプリが今どのように進歩しているか?を書きます

🟢システムの進歩

2010〜2015年頃までのシステムはどんなだったでしょうか?
一番イメージしやすいのはゲームカセットだと思います
パワポやエクセルなども「買い切り型でインストール/個人利用する」のが当たり前でした

それがamazonやNetflixが普及し「月額課金型でクラウド/共同利用する」ようになってきました

そして生成AIやAIエージェントが登場したことで「成果報酬型で自ら動く」に変わりつつあります

システムの概念が10年程度で、
①買って個人で使う→②借りて皆で使う→③働いてくれた分だけ払う
に大きく変わってきています

🟢「人が利用」から「人として動く」システムへ

こうなってくると大変なのは、システムを提供する企業です
顧客がお金を払う目的が変わってくるため、売り物と売り方を大きく変えないといけません
(サブスクが普及した時も、モノ売りからコト売りなどいろいろ苦労された方が多いと思います)

これまでのシステムは「人が利用して生産性を上げるツール」でしたが、これからは「人として働く労働力」になってきます

こちらはBtoB向けのSaaS企業とAI社員を提供する企業の一覧になります
どちらもシステムベンダーです

アメリカでは「従業員が使う」システムを提供している企業が「従業員として働く」システムを提供するベンチャー企業に市場を奪われつつあります


この流れが日本にとって当たり前になるのは、これまでの先端技術の普及スピードから見て数年先とは思いますが、
「人が使うシステム」を提供している日系ソフトウェア企業は数多くいるため、大きく事業転換しないといけなくなると考えます

またシステムはもはや開発せずともエージェントが勝手に学習して仕事をするようになります
そのため、SIerもまた「システム開発/保守を行う」から「AIに任せる業務範囲の精査や業務プロセスの体系化によるAI学習データの準備」など、コンサルに近い動きが求められる可能性があります

こういう変革は将来が不安になることもある一方、
とても新しくて面白いものだと思います
海外の記事を読めば将来日本に普及する技術も分かるため、定期的に読むのがおすすめです


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