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ITスキル1 〜AIの進歩/第3波AIエージェント〜

ここでは最近のAI概況について書きます
※元々はIT基礎用語の説明からしたいと思ってましたが、あまりにもAIトレンドが強いので、先に触れておきたいと思います

2024年の後半からAIエージェントが注目されていますが、その前提となる「AIはどのように進化してきたのか?」「生成AIと何が違うのか?」を説明します

🟢AI第3波 エージェント

AIは直近10年ほど、大量のデータを学習して将来を予測する機械学習/ディープラーニングがトレンドでしたが、2年前から自然言語(プログラミングではなく日本語で操作)で文章や動画を生成できるAIが誕生しました

そして今年からは、生成AIの次の技術となるエージェントが注目されています
AIエージェントは生成AIとは異なり、「人の指示通りに生成」するのではなく「人の指示の意図を汲み取り最終的に達成したいゴールに向けて行動」します

※参照元

この技術はECサイトなどで問合せ対応をするチャットボットとの比較を考えれば分かりやすいと思います

チャットボットはあらかじめ作成した問合せパターンに対して回答できるこことに対し、生成AIは問合せ内容を分析し指示された情報を提供します
これがAIエージェントになると基本的な問合せ内容に対する応対はもちろん「商品に不具合がある」「注文を間違えた」などの問合せのゴールとなる「返品/交換」の処理ができるようになります

🟢AIエージェントのメリット

このようなAIエージェントを導入する意義ですが、McKinseyのレポートでは生成AIをはじめとした従来のAIより「より速く」「より安く」「より良い」3つのメリットがあるとされます

対話型AIから自立型AIとなることで、人との対話を介してAIを学習/調整する必要がなくなることから「素早く業務に活用でき/学習費用が不要となり/精度が高い」という特徴があります

※参照元

生成AIでは暴走/ハルシネーションという点で、業務活用を躊躇う企業が多かった認識ですが、今回のAIは業務を任せることでいくらでも従業員を増やせる域まで達しているため、少子高齢化/人口減少の日本を救う手段になると考えます

AIエージェントを活用するためには「業務が体型化できていること」「任せたい業務がデータ化されていること」「AIで動かしたいシステムが連携されていること」などの制約がありますので、また別の記事で詳しく書きたいと思います
いずれにしろ、ここまでテクノロジーが発展していることに驚く毎日です

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