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日本人の腸内には「痩せやすくなる」菌がいて、「その菌を増やす」ある食べ物があるので教えます。(論文あり)

2022年8月にこんな論文が発表された。

簡単にいうと、
日本人の腸内細菌を調べていたら、「ブラウティア菌」という腸内細菌がどうやら肥満とか糖尿病を改善する働きをするらしい。
って内容の論文。
より詳しい研究結果を簡潔に書くと、

①ブラウティア菌は糖尿病・肥満の人の腸内には減少傾向。
反対に健康体の人の腸内には適量存在していた。

②高脂肪負荷マウスにブラウティア菌を摂取させたところ、内臓脂肪の蓄積抑制を伴う体重の増加抑制 が確認された。

つまり、ブラウティア菌という腸内細菌は脂肪の蓄積を抑えて、肥満を予防できる可能性あることが明らかに。

昨今腸活という言葉をよく耳にするが、実際のところ今回みたいな感じで腸内細菌のことはまだまだわかっていなかった事ばかりらしい。

そして面白いのはここからで、

ブラウティア菌という菌があって、そいつがイキイキしてると痩せやすいって事。までは上記の通り。

じゃあ、ブラウティア菌、どうやって増やすの?と思った皆様。
あるんです方法が。

それは、「グルコシルセラミド」という成分を摂る。ということ。
その「グルコシルセラミド」を多く含む食べ物が「麹」
つまりお米由来なのです。

そして、さらに面白いのが痩せやすい体になるブラウティア菌は欧州・米国・中国・その他諸外国人の腸内と比べ日本人の腸に多い傾向にある。
というところ。

麹やといえば味噌や甘酒、酒粕などに含まれておりシンプルに和食のベースみたいなところがありますよね。
「和食にはダイエット効果がある!」と漠然と言われても
まあ薄味だし、魚や野菜多めだからなんとなく痩せそう。
くらいの認識でしたが腸内細菌の働きレベルまでわかってくるとしっかり裏付けが取れてくるのが面白い。

腸内の有用菌を増やす方法はわかっているだけでも数種類あり、とてもシンプルなのですが、今回書くとごちゃごちゃになりそうなので次回にしますね。


まとめ

日本人の腸内にはブラウティア菌という腸内細菌が存在し、それらは脂肪を減らしたり、糖尿病リスクを軽減させる働きをする。
そのブラウティア菌はなぜか日本人の腸内にだけ多い。
ブラウティア菌を活発に活動させたければ、麹由来の食べ物を摂るといいらしい。

お米も甘酒も食べすぎるとそりゃ糖質過多になりますけど、
日本人とお米の関係は細菌レベルで見ても切っても切れない関係なんですね。



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