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地域とアート~伝える力~

2020年6月21日(日)に知人でグラフィックアーティストの左右田薫さんのギャラリー「ARTBASE-S」オープンのイベントを撮影させてもらいました。

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普段の仕事では、数字とにらめっこしたり、色々むずかしいこと考えたりしては頭がパンクしている自分も、「戦争と平和」に関する話には少し思うところがあります。
戦後70年の2015年、僕はたまたま番組制作の部署にいて、この地域の戦後70年を記録に残しました。その頃から戦争を知る世代がいなくなっていく中で、どのように事実を伝えていくかをしばしば考える時があります。

左右田さんも2015年当時、すでにアートを通じて「平和」を伝える活動をしていて、沖縄県平和記念資料館で開催された企画展のポスターをてがけられています。

そんな左右田さんが、ご自身が暮らす西尾市の地域の人たちにも、アートワークを通じて、何か感じとってもらいたい。という想いから、ご家族所有の農業用倉庫をDIYされてギャラリーを完成。戦後75年目の沖縄県慰霊の日である6月23日を前に無事オープンされました。

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普段あまり考えない「アート」の定義をあらためて調べたところ、このサイトの内容が何となく納得感。

引用開始---
アートは作り手そのものです。自分の想いや趣向を芸術の土台のもとに作り込んでいきます。いっぽう、デザインはあるニーズを満たすためのものです。多くの場合は、クライアントとクライアントの顧客のニーズを満たすために作られます。
---引用おわり

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左右田さんの作品はアートとデザインを両立させている印象。某有名ミュージシャンの広告としてはデザイン。でもこうしてギャラリーに並ぶと完全にアートですし、ただのデザインではなく作者の伝えたい「想い」が感じられます。乱雑にレイアウトされた道具も、その空間を飾るアートの一部に見えますね。

アート×地域活性化の可能性

我が家も妻が芸術鑑賞が好きで、毎年かかさずに行く家族旅行のテーマの半分は「アート」です。もう半分は「地域のまちづくり」を知ることです。(夜のBarめぐりもその一環としておきます。)

2019年の鹿児島旅行では霧島アートの森へ♪

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2018年は香川県の小豆島へ。(このトイレもアートです。)

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このように数字的な根拠がなくとも「アート」が「観光振興」につながっていることがなんとなく感じられます。

今後も左右田さんと一緒に何かやれたらいいなあ。それが地域活性化につながればいいなあと思い、これからも人として、ご縁を大切にしていこうと思えた1日になりました。

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