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道法スタイルによる梅の栽培

去年から道法正徳さんの提唱する栽培方法を取り入れています。

一言で言うと『植物の力を最大限活用する方法』ですかね。

無肥料での植物の栽培の為の方法という感じです。

前にも書いたのですが、方法論はいくらでもあり、その方法論でうまくいっている人もいればやってみてダメだと思う人もいます。

僕の場合でいうと、肥料も農薬を使う方法であろうが無肥料無農薬の方法であろうがそれは方法論のひとつだと思っています。

それに方法論など吹っ飛ばしてしまうかもしれないのが土地の力なのではないかな?なんて思うこともあります。

土地の力というのは、土壌の豊かさでもありますが、それ以上の何かがあるような気がしています。


まぁ、それぞれのやり方があってそこもおもしろさですね。

土地の力はとりあえずおいておいても、果樹と向き合う上での軸は必要だとずっとかんじていて

で、僕の場合は道法スタイルをその軸と決めてやってみようかと思っています。

道法スタイルのどういうところが良いと思えるのかというと

まず植物というのは、月の引力、地球の重力、地球の自転による遠心力の影響を受けていて、上へと引き上げられる立ち枝を活用するというところです。

木そのものが動きたい方向性を邪魔しないところが自然の摂理に対抗せずにいて良いと思えるのです。

果樹の摂理を上手く活用しながら人の望む方へ持って行けたら良いと思えます。

そして、肥料に関してなのですが、もともと研修中から肥料を施すことに対して違和感がありました。

それは科学的にどうこうということよりも、そう感じてしまうということです。

科学的な根拠はもちろん大切なのですが、自分の中の違和感も大切にしています。

その違和感があったから道法スタイルに出会ったとも言えます。

道法さんは、肥料を施すことのデメリットを挙げていますが、僕の中では、確証はないけど、そうしたいからそうするという感じです。

それと先輩農家さんも無肥料でやっている方がそれこそ周りの方よりも安定して収穫されているのをみていたからというのもあります。

農薬に関しては使わなくて良いなら使いたくないなーくらいの捉え方です。

どうしても必要なら最低限は使う。

梅に関してだと、農薬を使わなくても虫や菌にやられない、やられにくい品種もあるのでそういう品種には使いません。

将来的には、農薬を使わないで梅の見た目も綺麗なものができるようになると良いと思っています。

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梅の剪定。立ち枝を活用します。








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