農家のおもしろさはどこにあるのか?
こんばんは、ひらたです。
毎日軽トラに乗り、コンビニでホットコーヒーを買い飲みながら梅の木の様子をみてから剪定をスタートしています。
農家のおもしろさはどこにあるのか?
すごく個人的なことですが、暮らしと仕事が一体化しているところにあると思っています。
例えば、喫茶店で本を読んでいても、ラーメン屋さんでラーメンを食べていても、スーパーで買い物していても
それらの体験が農家に集約されて農家としての表現に繋がっているという感じがします。
というのは
先日、解剖学者の養老孟司さんと作曲家の久石譲さんの対談本『耳で考える』を読んだときにそう感じたのです
その本の中で、
人の一生は作品のようなもの
という言葉がありました。
果樹農家としては作物が作品であるのかもしれませんが、グーと引いた目線で観ると
作物を育てているのか?作物を育てることで自分が作物に育てられているのか?
なんて感じることがあります。
まぁ、どっちもなんですけどね(笑)
こういう視点で言うと、農家だろうが他の仕事だろうが、仕事じゃなかろうが、自分が関わっていることによって自分は形成されていっているのかもしれませんね。
と、こんなことをつらつらと考えたりしながら農家しております。
きょうもパチンパチンッと剪定すすめました。
それではまた!