給料を上げる仕組みが無い会社もあるのだろうか
どうも。今日は昼も夜もコンロを使って食事を作れたので良い日だったかもと思う、ひらりんです。
給料が上がらないのに物価ばかり高くなっていくなんて言説を聞くといつも思うのですが、そういう風に感じる方々は給料を上げてもらえないのでしょうか。
給料に不満があるのであれば、まず上長に増やしてほしいと直談判すべきだと思うんです。そして上長は増やすためにどうしたら良いかを伝えるべきです。
もちろん会社に資金が無いようであれば社員に還元するのは難しいでしょう。無い袖を振れないというのはわかりますが、単純に収入を増やすか支出を減らすかすれば利益が増えて給料って生み出せるものではないでしょうか。
そう考えると収入を増やすか支出を減らすかどちらかにつながる達成指標を給与査定に盛り込むというのが、わかりやすく良いと思います。
また、会社に余裕があるようであればそのような直接の成果ではなく、将来につながる努力も評価対象にできると良いですね。資格の取得だったり、作業時間の削減や優秀な人材獲得のための採用活動など。
他にも会社の課題を解決できた人にも金銭的な報酬を与えるべきだと思います。社内コミュニケーションに難を抱えている会社であれば促進させる働きを作ったり、退職率が高い会社であれば削減への働きをしたりなどした人は充分賞賛に値します。会社別にさまざまな問題があるでしょうから、それを放置せずに解決できると良いですね。
このように作ろうと思えば正当な給与査定項目っていくらでも生み出せると思うのですが、給料を増やせない会社ってそんなに難しいのでしょうか。
そもそも資金が無い経営難という以外に考えられる理由は、上長にそのような権限が無かったり、正当に評価できないといったことでしょうか。
名ばかり管理職なんていう言葉もありますが、管理職という肩書きを持っているのであれば部下への待遇を変えられる権限を持てるべきだと思うんです。任せられた範囲の仕事を円滑にこなすための作業人員に対する報酬の采配も管理者の仕事の一つではないでしょうか。
ただ、ここで問題になるのが上にも挙げた正当な評価ができないということです。本来であれば能力があり公正な判断をこなせる人が管理者であるべきですが、必ずしもそういった人だけではありませんし。
大きな会社の場合ミクロな目線で見れば正しそうに思える評価でも、会社全体で見ると過大評価であるなんてこともあるかもしれません。例を言うと違う部で出した同じような成果の人たちで報酬に差が出ることは避けたいでしょう。特に給料が絡むと簡単にトップ層は許可しづらそうな気がします。
色々考えると何が良いのか難しく思えてきますが、優秀な管理者に大きな裁量が与えられて、好きに振る舞っていてもトップ層は口を出さないなんて言う方が、理想としては良かったりするのでしょうか。
そこまでできると、上からの指示がいらない程優秀という意味ではその管理者は独立した方が良いような気もしてきてしまいますけど。
本当は優秀かもしれないのに目標を与えられず給料が低いと嘆いて腐ってしまうような社員を作らないためにも、妥当な評価項目をしっかり作りマネジメントしていける会社や管理者が増えれば良いのにと思う、ひらりんなのでした。